フィルタ付ベント設備の設置

万一,炉心が損傷した場合でも,放射性物質の放出量を大幅に低減できるようフィルタ付ベント設備を設置します。

フィルタ付ベントの仕組み
現在の設備では,格納容器内のガスを大気に放出する際,一旦,圧力抑制室の水の中を通過させることで放射性物質の放出を低減する仕組みとなっていますが,新たに設置するフィルタを通過させることで,更に放出量を低減することができます。

フィルタ付ベント設備の設置のイメージ図

2014年1月

  炉心が損傷した場合でも,原子炉格納容器の破損を防止するとともに,放射性物質の放出量を大幅に低減できるようフィルタ付ベント設備を設置します。
(写真)フィルタ付ベント設備の設置

2013年5月

2,3号機において,フィルタ付ベント設備の土木工事に着手しました。