島根原子力発電所の運転状況について

お知らせ

平成23年7月7日
中国電力株式会社

島根原子力発電所の運転状況について

1号機
第29回定期検査中

現在,定期検査を実施しています。

島根原子力発電所1号機 第29回定期検査の状況

2号機
定格熱出力一定運転中

現在,定格熱出力一定運転中です。

島根原子力発電所2号機の出力降下について

 平成23年6月23日17時10分頃,クラゲが押し寄せ,12台ある除じん機のうち,2台が自動停止したことから,発電機出力を約77万キロワットまで手動で出力低下させました。
 その後,除じん機内のクラゲが減少したことから,同日21時頃より出力上昇を開始し,6月24日8時に原子炉の出力が定格熱出力に到達しました。(6月23日6月24日お知らせ済み)

原子炉内の燃料健全性データを更新しました。
共通
固体廃棄物貯蔵所B棟 腐食ドラム缶の確認について

 平成23年6月13日から固体廃棄物貯蔵所B棟※1で低レベル放射性廃棄物※2を詰めたドラム缶の移動作業※3を実施していたところ,3本のドラム缶底面に各々直径約5mmの腐食(貫通孔)があることを確認しました。
 今後,腐食を確認したドラム缶の内容物について健全なドラム缶への詰め替えを行うとともに,腐食原因について調査を行います。 (6月20日お知らせ済み

 平成23年6月29日のドラム缶の移動作業において,新たにドラム缶1本の底面に約5mm×10mmの腐食(貫通孔)があることを確認しました。
 当該ドラム缶底面(腐食部位)およびドラム缶が接地していた床面に放射能汚染は無いことを確認するとともに,内容物について健全なドラム缶への詰め替えを行いました。
 引き続き,ドラム缶の移動作業と腐食原因の調査を行います。

※1 固体廃棄物貯蔵所
 低レベル放射性廃棄物を詰めたドラム缶を保管するための建物。発電所敷地内に3棟あり,ドラム缶(200リットル)を35,500本貯蔵することが可能。

※2 低レベル放射性廃棄物
 原子力発電所の運営上発生する,放射性物質を含む廃棄物。固体の廃棄物としては,定期検査等で使用した紙,ポリシートや修理工事に伴い発生する廃材等がある。

※3 ドラム缶の移動作業
 低レベル放射性廃棄物の放射能濃度測定の準備作業として,貯蔵しているドラム缶を移動させる作業。平成23年6月~10月末にかけて約6,000本~7,000本のドラム缶を移動させる予定。

参考資料:低レベル放射性廃棄物保管用ドラム缶の概要[PDF:45KB]

以上