Energia 中国電力

3月前半(4月7日公表)

不適合の管理状況(平成23年3月前半審議分)

印刷用PDF[122KB]

 平成23年3月1日~平成23年3月15日 の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

対象となる事象は,ありませんでした。

ページの先頭へ

Bグレード 2件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 3月2日 1号機 定期検査中 原子炉浄化系が補助ポンプにより部分的に運転中であったが,原子炉浄化系の循環ポンプ電動機単体試運転のための準備作業において,作業員が原子炉浄化系の全てが停止していると思い,誤ってインターロック処置を行ったため運転中の補助ポンプが止まり原子炉浄化系が停止した。
当該インターロック処置を元へ戻し,補助ポンプを起動し原子炉浄化系を運転した。
(原子炉浄化系:原子炉内を循環する冷却水中の不純物を取り除き,水質を管理するための系統)
(インターロック:安全装置の一つで,一定の条件が整っていないと制御・機器等が動作しない仕組み(例 洗濯機で脱水するとき,扉が閉まっていないと運転できない))
2 3月7日 1号機 定期検査中 中央制御室において「4号所内ボイラー」警報が発報し,4号所内ボイラー室制御盤を確認したところ「警報電源喪失」警報の発報および制御盤内の警報回路電源用のブレーカーが落ちていた。(4号所内ボイラーは停止中)
当該警報回路の点検を行う。
(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ,蒸気を供給する装置)

ページの先頭へ

Cグレード 31件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 3月1日 1号機 定期検査中 高圧注水系の弁の点検において,冷却水を供給する電動弁の動作確認を行ったところ,動作時の電流値がわずかに管理値を超えていることが認められた。
(異音等の異常は認められない)
当該弁駆動部を点検する。
(高圧注水系:原子炉につながる配管が破断して冷却材(水)が流出するような事故を想定して,原子炉内に水を送り冷却するための非常用炉心冷却装置を構成する系統のひとつで,原子炉の圧力が高いときに使用する系統)
2 3月1日 1号機 定期検査中 4号所内ボイラーの重油供給ポンプ[PDF:35KB]入口圧力計の点検において,指示針の動きがなめらかでないことが認められた。
当該圧力計を取り替える。
3 3月2日 1号機 定期検査中 燃料プール冷却系フィルターへ洗浄水を供給するラインの圧力調節弁が不調で,供給圧力がわずかに上昇していることが認められた。
当該洗浄水ラインの圧力調節弁を点検する。
(燃料プール冷却系:燃料プールに移された使用済燃料から発生する熱の除去およびプール水の浄化を行う系統)
4 3月2日 1号機 定期検査中 発電機固定子の温度検出器の点検において,検出器用配線の被覆に劣化が認められた。
当該配線を取り替える。
(固定子:電動機や発電機などで,回転している部分に対し,固定して動かない部分)
5 3月3日 共通 線量分布解析システム操作手順書(非常時に使用)の改正に当たり,2次改正のところ1次改正として施行した。
当該手順書を修正する。
(線量分布解析システム:原子力災害発生時の放射性物質の拡散(分布)予測を行うための事業者独自のシステム)
6 3月3日 1号機 定期検査中 外側主蒸気隔離弁[PDF:94KB]用リミットスイッチの点検において,リミットスイッチ内部の配線の被覆に劣化が認められた。
当該電線を取り替える。
主蒸気隔離弁[PDF:94KB]:原子炉から発生した蒸気をタービンへ導く配管(主蒸気配管)に設けられている弁で,主蒸気配管の原子炉格納容器の内側と外側に各1弁ずつ設置しており,原子炉とタービンを隔離する機能を持っている)
(リミットスイッチ:弁の開閉を検出し動作を停止させるためのスイッチ)
7 3月3日 1号機 定期検査中 4号所内ボイラーの空気圧縮機用空気冷却器の点検において,空気冷却器の配管接続部に小さな傷が認められた。
当該接続部を補修する。
8 3月4日 1号機 定期検査中 4号所内ボイラーの給水ポンプ[PDF:144KB]の点検において,案内羽根に小さな穴が認められた。
当該案内羽根を取り替える。
(案内羽根:水の圧力を上昇させる役目をもった固定された羽根)
9 3月4日 2号機 運転中 固体廃棄物処理系の窒素ガス製造装置用冷却水の排水配管からにじみが認められた。
当該排水ラインを点検する。
( 窒素ガス製造装置:空気中の窒素ガスを分離し取り出す装置)
10 3月4日 2号機 運転中 中央制御室空調換気系の冷凍機用冷却水の排水配管からにじみが認められた。
当該排水ラインを点検する。
11 3月4日 2号機 運転中 酸素注入系弁の駆動用電磁弁からわずかな空気の漏えいが認められた。
当該電磁弁を点検する。
(酸素注入系:配管減肉抑制のため給復水系へ酸素を注入する系統)
12 3月7日 1号機 定期検査中 給水系給水流量調節弁の点検において調節弁の動作確認を行ったところ,動作に異常が認められた。
当該調節弁駆動部を分解点検する。
(給水流量調節弁:復水器で凝縮回収された復水を原子炉へ給水するための流量を調整する弁)
13 3月7日 1号機 定期検査中 原子炉補機海水ストレーナ[PDF:30KB]の点検において,ストレーナの網の切損(3箇所)が認められた。
当該ストレーナの網を補修する。
原子炉補機海水ストレーナ[PDF:30KB]:原子炉補機海水系機器の損傷を防止するため,海水中の貝等のごみを除去する網)
14 3月7日 1号機 定期検査中 炉心スプレイ系の圧力検出用スイッチ点検において,圧力検出用スイッチの動作確認を行ったところ,動作値にバラツキが認められた。
当該スイッチを取り替える。
(炉心スプレイ系:原子炉の圧力が低下した状態で炉心に冷却水を注水し炉心を冷却する系統)
15 3月8日 1号機 定期検査中 海水電解装置[PDF:216KB]の海水用ストレーナの排水ラインにつまりが認められた。
当該排水ラインを点検する。
海水電解装置[PDF:216KB]:海水を使用している機器への海生生物の付着を抑制するために注入している次亜塩素酸ソーダを,海水の電気分解により生成する装置)
16 3月8日 2号機 運転中 床ドレン濃縮器の弁点検において,排水ラインにつまりが認められた。
当該排水ラインを点検する。
(床ドレン濃縮器:建物内で発生した不純物を多く含んだ水を濃縮処理する装置)
17 3月8日 1号機 定期検査中 鉄イオン注入装置の溶解タンク液位計の点検において,液位計指示値が低めに指示することが認められた。
当該液位計を補修する。
(鉄イオン注入装置:復水器内の冷却配管内面に金属酸化皮膜を作って保護するための装置)
18 3月9日 1号機 定期検査中 非常用ガス処理系の空気作動弁の点検において,電磁弁からわずかな空気の漏えいが認められた。
当該電磁弁を取り替える。
(非常用ガス処理系:原子炉建屋を負圧にするとともに,事故時に放出される気体に含まれる放射性物質を,高性能フィルター等を通して除去し,排気筒へ導く系統)
19 3月9日 1号機 定期検査中 ほう酸水注入系補給水ラインの弁点検において,弁棒にわずかな傷が認められた。
当該弁を手入れする。
(ほう酸水注入系:制御棒挿入不良時のバックアップ設備。中性子を良く吸収するほう酸水を注入し,原子炉を停止する)
20 3月10日 1号機 定期検査中 モニタリングポスト[PDF:387KB]の検査開始前に,検査計器一覧表の計器番号に誤記が認められた。
当該検査資料の誤記を修正し検査する。
モニタリンクポスト[PDF:387KB]:環境モニタリングのため,原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)
21 3月10日 2号機 運転中 固体廃棄物処理系温水タンクの加温用所内蒸気を供給する弁に,わずかな漏えいが認められた。(弁を全閉しても温度が上昇する)
当該弁を点検する。
22 3月10日 1号機 定期検査中 廃棄物処理建物空調換気系取入空気の加温用所内蒸気を供給する弁を全開にしても温度が上昇しないことが認められた。
当該加温ラインを点検する。
23 3月10日 1号機 定期検査中 移動式炉心内計装系検出器の点検において絶縁破壊電圧測定を行ったところ,値が低いことが認められた。
(通常500~800Vのところ約300V)
当該検出器を取り替える。
(移動式炉心内計装系:原子炉の上下方向の中性子分布を測定する装置  局部出力領域モニタの校正にも使用する)
(絶縁破壊電圧:絶縁状態を維持することができなくなる電圧)
24 3月10日 共通 洗濯乾燥機[PDF:63KB]蒸気供給配管の接続部から,わずかな凝縮水の漏えいが認められた。
当該接続部を点検する。
25 3月11日 1号機 定期検査中 空調換気設備用補給水タンクの水位を調整する弁に,わずかな漏えいが認められた。
当該弁を点検する。
26 3月11日 1号機 定期検査中 原子炉浄化系の使用済みイオン交換樹脂等を受け入れるタンクの水位計指示値が,安定しないことが認められた。
当該水位計を点検する。
(イオン交換樹脂:原子炉水中の不純物を化学的に除去するもの)

27 3月11日 1号機 定期検査中 サイトバンカ設備のA-空気除湿装置出口圧力に,わずかな低下が認められた。
当該除湿装置を点検する。
(サイトバンカ:使用済のチャンネルボックスや制御棒等の放射性固体廃棄物を貯蔵・保管するための設備)
28 3月11日 1号機 定期検査中 A-純水タンク水位計の点検において,水位計の校正を実施したところ指示「0」の値が,わずかにズレていることが認められた。
当該計器を取り替える。
(校正:計器・測定装置の目盛りを正しい数値に合わせること)
29 3月14日 1号機 定期検査中 復水器の循環水差圧検出器の点検において,検出器の接続部に傷が認められた。
当該接続部を補修する。
(循環水:タービンを回し終えた後の蒸気を冷却し,水に戻すために復水器で使用する海水)
30 3月14日 2号機 運転中 固体廃棄物処理系の乾燥機凝縮水ポンプ[PDF:27KB]の点検において,ポンプの羽根車とケーシングの間隙がわずかに広がっていることが確認された。
当該ケーシング内面の部品を一部取り替える。
(ケーシング:羽根車が納まるケース)
31 3月14日 2号機 運転中 固体廃棄物処理系の乾燥機凝縮水ポンプ[PDF:27KB]の点検において,ポンプ主軸と軸受の間隙がわずかに広がっていることが確認された。
当該ポンプ主軸を取り替える。

ページの先頭へ