9月後半(10月20日公表)

不適合の管理状況(平成26年9月後半審議分)

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 平成26年9月16日~平成26年9月30日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 14件

No 審議日 号機 プラント運転状態 不適合事象・処置計画
1 9月16日 2号機 施設定期
検査中
消防設備の点検において,廃棄物処理建物(非管理区域)に設置されたハロゲン化物消火設備の電子サイレンが動作しないことを確認した。
当該電子サイレンを補修する。
(ハロゲン化物消火設備:火災発生時にハロゲン化物(ハロン)を放出し消火を行う設備)
(電子サイレン:消火設備作動前に当該区域に作動を知らせるサイレン)
2 9月16日 2号機 施設定期
検査中
消防設備の点検において,原子炉建物(非管理区域)に設置されたハロゲン化物消火設備に使用しているドアスイッチに不具合があることを確認した。
当該ドアスイッチを補修する。
(ドアスイッチ:当該区域の扉の開閉状態を検知するスイッチ)
3 9月16日 1,2号機共通 消防設備の点検において,所内ボイラー建物の蓄光式誘導標識の一部に暗く見えづらいものがあることを確認した。
当該箇所の照度を確保する。
(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
(蓄光式誘導標識:照明等の外光により蓄光し,停電等により照明がなくなった後も一定時間自ら発光する誘導標識。)
4 9月18日 共通 荷揚場デリックの点検において,デリックの動作開始を知らせるサイレンが鳴らないことを確認した。
当該サイレンを補修する。
(荷揚場デリック:発電所の荷揚場(岸壁)と船舶の間で荷役を行う設備)
5 9月22日 1号機 施設定期
検査中
液体廃棄物処理設備の計器点検において,pH計用流量計の配管に詰りがあることを確認した。
当該配管を清掃する。
(液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備)
(pH(ペーハー)計:液体廃棄物の酸性,アルカリ性の度合い測定する計器)
6 9月24日 共通 重量計の校正に用いる分銅の質量が管理値から外れていることを確認した。
当該分銅の質量調整を行う。
7 9月24日 共通 低レベル放射性廃棄物の自主検査において,廃棄物ドラム缶の整理番号の一部が印字されていないものがあることを確認した。
当該ドラム缶の印字を修正する。
(低レベル放射性廃棄物:原子力発電所等の施設運営に伴い発生するもので修理工事で発生した廃材や使用済みのイオン交換樹脂等の比較的放射能レベルの低い廃棄物)
8 9月25日 1号機 施設定期
検査中
原子炉補機海水ストレーナの点検において,バスケットに損傷があることを確認した。
当該バスケットを補修する。
(原子炉補機海水ストレーナ:原子炉補機海水系機器の損傷を防止するため海水中に存在する貝等のごみを除去するカゴ状の網(バスケット)を収納している機器)
9 9月25日 2号機 施設定期
検査中
消防設備の点検において,廃棄物処理建物(管理区域)に設置された火災感知器(№146-4)が動作しないことを確認した。
当該火災感知器を補修する。
10 9月25日 2号機 施設定期
検査中
消防設備の点検において,廃棄物処理建物(非管理区域)に設置された火災感知器(№154-17)が動作しないことを確認した。
当該火災感知器を補修する。
11 9月25日 2号機 施設定期
検査中
消防設備の点検において,廃棄物処理建物(非管理区域)に設置されている火災感知器(№154-13)の壁からの距離が適切でないことを確認した。
当該火災感知器を移設する。
12 9月26日 共通 蛍光ガラス線量計読取装置の使用前点検において,測定用のレーザー出力が低下していることを確認した。
当該装置を補修する。
(蛍光ガラス線量計読取装置:環境放射線測定用のガラス線量計(3か月間の積算線量)を読み取る装置)
13 9月30日 1,2号機共通 所内ボイラーの缶水循環ポンプ[PDF:143KB]出口配管よりわずかな水の滴下があることを確認した。
当該配管を補修する。
缶水循環ポンプ[PDF:143KB]:熱効率を上げるためボイラー内の水を循環させるポンプ)
14 9月30日 共通 管理区域内のチェックポイント脱衣場において,タバコ(喫煙の痕跡はなし)を発見した。(管理区域内での飲食,喫煙を禁止している。)
当該タバコを回収した。
(チェックポイント:管理区域への人の出入を管理する場所)