1月前半(2月9日公表)

不適合の管理状況(平成27年1月前半審議分)

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 平成27年1月1日~平成27年1月15日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 12件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 1月5日 共通 モニタリングポスト[PDF:55KB]に設置されたαダストモニタの指示値が正常でないことを確認した。
当該モニタを点検する。
モニタリングポスト[PDF:55KB]環境放射線量を測定するため原子力施設周辺に設置された放射線観測装置)
(αダストモニタ:空気中の放射性物質(α線を放射するもの)濃度を測定する計測器)
2 1月6日 1号機 施設定期
検査中
計装用圧縮空気設備の点検において,冷却水の空気抜き弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。
当該弁を補修する。
(計装用圧縮空気設備:計測制御機器へ作動用空気を供給する設備)
3 1月6日 2号機 施設定期
検査中
固体廃棄物処理設備において,配管加温用ヒータの一部の温度が使用温度まで上昇しないことを確認した。
当該ヒータを補修する。
(固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備)
4 1月7日 共通 工事に伴い自治体へのテレメータのデータの一部を停止する際に,誤って停止する必要のないデータも停止させたことを確認した。
当該データの伝送を再開した。
(テレメータ:原子力施設からプラント情報を常時伝送するシステム)
5 1月7日 共通 緊急時対策支援システム(ERSS)およびテレメータのデータが一部停止していることを確認した。
当該データの伝送を再開した。
(緊急時対策支援システム(ERSS:Emergency Response Support System):原子力施設から常時伝送されるプラントパラメータ情報を受け,原子力施設の状況を把握するための国のシステム)
6 1月7日 2号機 施設定期
検査中
廃棄物処理建物空調換気設備において,外気処理装置のドレン配管の一部に詰まりがあることを確認した。
当該配管を補修する。
(外気処理装置:屋外から取入れる空調用の空気から砂埃などを除去する装置)
(ドレン:建物内で発生したほこり・さび等の不純物を含んだ排水)
7 1月8日 1号機 施設定期
検査中
原子炉建物空気冷却設備において,冷凍機の故障の警報が発報し,冷凍機が停止したことを確認した。
当該冷凍機を点検する。
8 1月8日 2号機 施設定期
検査中
原子炉再循環ポンプMGセットにおいて,潤滑油系統の弁からのわずかな油のにじみを確認した。
当該弁を補修する。
(原子炉再循環ポンプ:原子炉内の水(冷却材)を循環させるポンプで運転中はポンプの回転速度を制御することにより原子炉の出力を制御している)
(原子炉再循環ポンプMGセット:原子炉再循環ポンプに電源を供給しポンプの速度の調整を行う機器)
9 1月8日 共通 サーベイメーター[PDF:18KB]の点検において,電離箱(VIC-69)が故障していることを確認した。
当該電離箱を補修する。
サーベイメーター[PDF:18KB]:持ち運び可能な放射線量を測定する器具)
(電離箱:サーベイメーター[PDF:18KB]の一種であり,内部に充填されたガスが放射線により電離することを利用して線量の測定を行う機器)
10 1月13日 1号機 施設定期
検査中
原子炉建物において,エアロック扉のひとつで押しボタンによる開閉ができないことを確認した。
当該扉を補修する。
(エアロック扉:原子炉建物を負圧に維持するための,空気で開閉する二重扉)
11 1月13日 2号機 施設定期
検査中
洗濯廃液処理設備の点検において,ランドリ・ドレン濃縮廃液ポンプの羽根車とケーシングの間のすきまがわずかに大きくなっていることを確認した。
当該ポンプを補修する。
(洗濯廃液処理設備:洗濯後の排水を処理する設備)
(ランドリ・ドレン濃縮廃液ポンプ:洗濯排水を濃縮処理した液体廃棄物を粉体化するため,ランドリ・ドレン乾燥機に送るポンプ)
(ケーシング:ポンプの羽根車が納まるケース)
12 1月15日 共通 雑固体廃棄物焼却設備において,シーケンサの電源装置が故障していることを確認した。
当該電源装置を補修する。
(雑固体廃棄物焼却設備:可燃性の廃棄物を焼却する設備)
(シーケンサ:予め定められたプログラムに従って制御を行う機器)