3月後半(4月20日公表)

不適合の管理状況(平成27年3月後半審議分)

印刷用PDF[135KB]

 平成27年3月16日~平成27年3月31日の間に,不適合判定検討会にて審議し,不適合と判定したもの。
 なお,不適合事象は重要度に応じて「A~Cのグレード分け」を行い,管理の程度を定めている。

Aグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Bグレード 0件

 対象となる事象は,ありませんでした。

Cグレード 23件

No 審議日 号機 プラント
運転状態
不適合事象・処置計画
1 3月16日 2号機 施設定期
検査中
配電盤の操作用ハンドルが外れていることを確認した。
当該ハンドルを補修する。
(配電盤:機器に電気を供給している盤)
2 3月16日 2号機 施設定期
検査中
ランドリ・ドレン濃縮器において,廃液流量が少ないことを確認した。
当該ランドリ・ドレン濃縮器を点検する。
(ランドリ・ドレン濃縮器:洗濯排水を濃縮処理する機器)
3 3月16日 2号機 施設定期
検査中
乾燥機供給タンク循環ポンプにおいて,電磁弁のシート部からのわずかな空気の漏えいを確認した。
当該電磁弁を補修する。
(乾燥機供給タンク循環ポンプ:乾燥機供給タンク(乾燥機へ供給するための廃液を受入れるタンク)の廃液を循環するためのポンプ)
(電磁弁:電磁石の磁力を用いて開閉する弁)
4 3月17日 2号機 施設定期
検査中
タービン補機海水設備のストレーナの点検において,空気抜き配管の外面に傷があることを確認した。
当該配管を補修する。
(タービン補機海水設備:主タービン関係のポンプ電動機等の機器へ供給している冷却水を冷やす熱交換器へ海水を供給する設備)
(ストレーナ:ゴミを除去する機器)
5 3月17日 2号機 施設定期
検査中
無停電交流電源設備の計器点検において,電圧計の誤差が大きいことを確認した。
当該計器を補修する。
(無停電交流電源設備:停電時などにも安定的に電源を供給するための設備)
6 3月17日 共通 屋外消火栓ホースの耐圧試験において,試験対象ホースからわずかな漏えいがあることを確認した。
当該消火栓ホースを補修する。
7 3月18日 1号機 施設定期
検査中
除じんポンプ[PDF:36KB]の運転中において,当該ポンプの異常を知らせる警報が発報したことを確認した。
当該除じんポンプ[PDF:36KB]を点検する。
除じんポンプ[PDF:36KB]:除じん機で除去したゴミ等を洗い流すためのポンプ)
(除じん機:発電所で使用する冷却水(海水)を取水する際にゴミ等を除去するための機器)
8 3月18日 2号機 施設定期
検査中
原子炉建物に設置している一部のクレーンにおいて,社内で定めた点検周期(1年)に基づき,点検を予定していたが,他工事との干渉によりクレーンの点検が実施できないため,点検時期を平成27年度に変更することとした。(前回点検時期:平成25年度)
当該クレーンの点検時期を延期する。
9 3月19日 1号機 施設定期
検査中
原子炉補機冷却水ポンプのベント弁のシート部からのわずかな水の漏えいを確認した。
当該弁を補修する。
(原子炉補機冷却水ポンプ:原子炉関係のポンプ電動機等の機器へ冷却水を供給するポンプ)
(ベント弁:機器および配管系統の水張り時に内部に滞留している空気を排気する弁)
10 3月23日 2号機 施設定期
検査中
原子炉再循環ポンプMGセットにおいて,潤滑油を供給するポンプの軸受部からのわずかな油のにじみを確認した。
当該軸受部を補修する。
(原子炉再循環ポンプ:原子炉内の水(冷却材)を循環させるポンプで運転中はポンプの回転速度を制御することにより原子炉の出力を制御している)
(原子炉再循環ポンプMGセット:原子炉再循環ポンプに電源を供給し,ポンプの速度の調整を行う機器)
11 3月23日 2号機 施設定期
検査中
ランドリ・ドレンサンプポンプの社内の自主検査において,ポンプ試運転中のグランド部の温度上昇が大きいことを確認した。
当該グランド部を点検する
(液体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する廃液を処理する設備)
(ランドリ・ドレンサンプポンプ:洗濯排水をタンクに供給するポンプ)
(グランド部:ポンプの回転軸貫通部のシール部)
12 3月24日 共通 屋外消火栓ホースの耐圧試験において,試験対象ホースからわずかな漏えいがあることを確認した。
当該消火栓ホースを補修する。
13 3月25日 2号機 施設定期
検査中
原子炉建物空調換気設備において,ユニットヒータからのわずかな蒸気の漏えいを確認した。
当該ユニットヒータを補修する。
(ユニットヒータ:作業環境改善のための暖房機器)
14 3月26日 2号機 施設定期
検査中
原子炉建物において,エアロック扉のひとつで押しボタンによる開閉ができないことを確認した。
当該扉を点検する。
(エアロック扉:原子炉建物を負圧に維持するための,空気で開閉する二重扉)
15 3月26日 2号機 施設定期
検査中
濃縮廃液タンクについて,社内で定めた点検周期(3年)に基づき,平成26年度に点検を予定していたが,当該タンクが供用中のため,平成27年度に変更することとした。(前回点検時期:平成23年度)
当該タンクの点検時期を延期する。
(濃縮廃液タンク:管理区域内で発生する再使用できない水を濃縮処理した後に一時的に貯蔵するタンク)
16 3月26日 2号機 施設定期
検査中
タービン補機海水設備のストレーナの点検において,ドレン弁の内面ライニングに傷があることを確認した。
当該ドレン弁を補修する。
(ドレン弁:水を抜くための弁)
(ライニング:腐食を防止するための塗装)
17 3月26日 共通 可搬式消防ポンプ[PDF133KB]の点検において,ポンプが起動しないことを確認した。
当該消防ポンプを点検する。
可搬式消防ポンプ[PDF133KB]:代替注水用送水車等(原子炉冷却機能喪失時に,代替手段として,貯水槽,海等から取水し炉心を冷却する設備)の代替手段として,使用する可搬式のポンプ)
18 3月26日 1号機 施設定期 検査中 非常用ディーゼル発電設備の点検において,温度計の指示が正常でないことを確認した。
当該温度計を補修する。
(非常用ディーゼル発電設備:外部からの電力供給がなくなった場合に,炉心を緊急冷却する設備に電力を供給するための設備)
19 3月26日 2号機 施設定期 検査中 固体廃棄物処理設備において,酸素分析用のサンプルポンプの流量が少ないことを確認した。
当該サンプルポンプを補修する。
(固体廃棄物処理設備:発電所建物内で発生する固体廃棄物を処理する設備)
(サンプルポンプ:測定用空気を収集するポンプ)
20 3月27日 共通 所内ボイラー建物の消防設備の点検において,蓄光式誘導標識の一部に暗いものがあることを確認した。
当該箇所を明るくする。
(所内ボイラー:空調の暖房用機器および発電所の起動・停止時に蒸気を使用する機器等へ蒸気を供給する装置)
(蓄光式誘導標識:照明等の外光により蓄光し,停電等により照明がなくなった後も一定時間自ら発光する誘導標識)
21 3月27日 1号機 施設定期 検査中 原子炉建物において,エアロック扉のひとつで押しボタンによる開閉ができないことを確認した。
当該扉を点検する。
22 3月31日 2号機 施設定期
検査中
固体廃棄物処理設備のpH計の電磁弁において,シート部からのわずかな空気の漏えいを確認した。
当該電磁弁を補修する。
(pH(ペーハー)計:廃液の酸性,アルカリ性の度合いを測定する計器)
23 3月31日 共通 純水装置において,空気作動弁の圧力スイッチからのわずかな空気の漏えいを確認した。
当該圧力スイッチを補修する。
(純水装置:発電所の運転に必要な浄化した水を作る装置)
(空気作動弁:圧縮空気を利用し駆動する弁)