Energia 中国電力

第28回定期検査の状況

平成21年9月23日現在

島根原子力発電所1号機第28回定期検査状況(No.17)

1.進捗状況 『更新』

  • 国の最終検査(総合負荷性能検査)に向けて調整運転中です。

2.主な工事の状況

(1) 燃料取替工事

8月7日(金)から全燃料(400体)を原子炉へ入れる作業(燃料装荷)を開始し,8月15日(土)に作業を完了しました。

(2) 制御棒駆動機構取替工事

5月17日(日)から作業を開始し,8月31日(月)に作業を完了しました。

(3) 出力領域計装取替工事 『更新』

5月19日(火)から作業を開始し,9月18日(金)に作業を完了しました。

(4) 制御棒取替工事

5月17日(日)から作業を開始し,8月21日(金)に作業を完了しました。

(5) 耐震裕度向上工事

5月27日(水)から作業を開始し,8月31日(月)に作業を完了しました。

3.その他の工事の状況

(1) 蒸気タービン点検作業

5月13日(水)から作業を開始し,8月18日(火)に作業を完了しました。

(2) 原子炉再循環系配管等点検作業

5月13日(水)から作業を開始し,7月13日(月)に作業を完了しました。
6月4日(木),B-原子炉再循環系配管の溶接継手部1箇所に,ひびを確認しました。(平成21年6月4日発表)[PDF:168KB]

その後,詳細調査の結果,当該継手部のひびは,長さ80ミリメートル,深さ4ミリメートルであることを確認しました。
この調査結果をもとに,当該継手部について,健全性評価制度に基づく評価を行ったところ,同制度に定める設備の継続使用期間の限度である5年後においても,十分な健全性が確保されることを確認したことから,当該継手部については継続使用することとし,7月24日(金),経済産業省原子力安全・保安院に報告しました。
当該継手部の健全性については,ひびの進展予測を行った結果,今後25年以上確保されることもあわせて確認していますが,ひびの進展状況を確実に把握するため,次回以降の定期検査においても継続的に点検するとともに,今後計画的に補修等の措置を実施します。
なお,今回の定期検査において点検対象となっている,その他11箇所の溶接継手部については,ひび等の発生はなく,健全であることを確認しました。(平成21年7月24日発表)[PDF:126KB]

9月4日(金),当社が7月24日(金)に報告した健全性評価結果について,経済産業省原子力安全・保安院により,その内容が妥当であると判断されました。(原子力規制委員会ホームページ)

  1. 報道資料:島根原子力発電所1号機 原子炉再循環系配管の点検状況について (平成21年6月4日発表)[PDF:168KB]
  2. 報道資料:島根原子力発電所1号機 原子炉再循環系配管の健全性評価結果について (平成21年7月24日発表)[PDF:126KB]
(3) 復水・給水系配管等点検作業

6月8日(月)から作業を開始し,9月2日(水)に作業を完了しました。

4.その他

(1) 原子炉ウェルにおけるひび割れについて

燃料取出し作業のため,原子炉ウェル※の水位を満水にした際,原子炉ウェル内張り材(金属製)からの漏えいを検出する設備において僅かな水の滴下を確認したため,原子炉ウェル内張り材の点検を実施しました。その結果,7月3日(金)に原子炉ウェル内張り材に微小なひび割れ(長さ約20ミリメートル)を確認したことから,7月21日(火)に当て板による補修を実施しました。(平成21年7月28日発表)

※原子炉ウェル: 運転中は,原子炉圧力容器および原子炉格納容器の蓋を収納する空間。定期検査時は,この空間を満水状態にして燃料取出し作業等を行う。

(2) 継電器盤内での焦げ跡の発見について

7月25日(土),主蒸気逃がし弁※の動作確認を実施した際,当該弁が正しく動作しなかったことから原因を調査していたところ,当該弁の電気配線を接続するために中央制御室に設置されている継電器盤内に焦げ跡を確認したため,松江市消防本部へ連絡しました。消防署による現場確認の結果,当事象は非火災であると判断されました。(平成21年7月28日発表)

 原因を調査した結果,主蒸気逃がし弁を動作させるための電磁弁の電源ケーブルが現場の端子箱内で別のケーブルの芯線と短絡した状態となり,その状態で,主蒸気逃がし弁の動作確認を行ったため,電源ケーブルに過大な電流が流れ,接続されている継電器盤内の細い配線が焼損したものと推定しました。
 短絡状態となった原因は,点検のために取り外した当該電磁弁を再度取り付けた際に,端子箱内の電源ケーブルの引き回しが適切でなかったことから,別のケーブルの芯線と接触し,電源ケーブルの被覆が傷つき,短絡した状態となったものと推定しました。

 焼損した継電器盤内の配線および配線を接続する端子台を新品に取替え,被覆の傷ついた当該電磁弁の電源ケーブルは不良箇所を切除し復旧しました。

再発防止対策として,以下の対策を講じることとしました。

  • 主蒸気逃がし弁に関わる電磁弁の電源ケーブル端子取り付け状況の確認
  • ケーブル端子箱内における電源ケーブル引き回し方法についての要求事項を当社仕様書に明記(平成21年8月4日発表)

※主蒸気逃がし弁: 原子炉圧力容器内の圧力が異常に高くなった際,同容器を保護するために容器内の蒸気を圧力抑制室へ逃がすための弁。

参考資料: 継電器盤および電磁弁電源端子箱内の状況[PDF:358KB]

(3) 定期検査期間の見直しについて

 耐震裕度向上工事が効率的に進捗したことに伴い,定期検査期間を次のとおり見直しました。

〔変更後〕

平成21年5月7日から平成21年10月上旬まで
(発電停止期間:平成21年5月7日から平成21年9月中旬)

  1. 報道資料:島根原子力発電所1号機 第28回定期検査期間について(平成21年8月6日発表)[PDF:70KB]

5.主要工程表

島根1号機 第28回定期検査工程表

6.今週の予定

引き続き,調整運転を行います。

以上