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島根原子力発電所2号機第16回定期検査の状況

平成22年12月28日現在

島根原子力発電所2号機第16回定期検査状況(No.41)

1.進捗状況

2.主な工事の状況

(1) 燃料取替工事

10月27日(火)から全燃料(560体)を原子炉に入れる作業(燃料装荷)を開始し,11月2日(火)に作業が完了しました。

(2) 制御棒駆動機構取替工事

3月28日(日)から作業を開始し,11月15日(月)に作業が完了しました。

(3) 出力領域計装取替工事

7月22日(木)から作業を開始し,12月10日(金)に作業が完了しました。

(4) 逃がし安全弁取替工事

4月9日(金)から作業を開始し,11月5日(金)に作業が完了しました。

(5) 制御棒取替工事

7月25日(日)から作業を開始し,11月4日(木)に作業が完了しました。

(6) 耐震裕度向上工事

3月23日(火)から作業を開始し,11月13日(土)に作業が完了しました。

(7) 原子炉再循環系配管他修理工事

4月30日(金)から作業を開始し,7月26日(月)に作業が完了しました。

3.その他の工事の状況

(1) 蒸気タービン点検作業

3月22日(月)から作業を開始し,10月20日(水)に作業が完了しました。

(2) 原子炉再循環系配管等点検作業

3月24日(水)から作業を開始し,7月21日(水)に作業が完了しました。

(3) 復水・給水系配管等点検作業

5月6日(木)から作業を開始し,7月2日(金)に作業が完了しました。

4.その他

(1) 定期検査期間の延長について

6月17日(木),経済産業大臣からの保安規定の変更命令(平成22年6月15日付)等に伴い,定期検査期間を延長することとしました。

変更後

定期検査期間:平成22年3月18日~未定

(発電停止期間:平成22年3月18日~未定)

報道資料: 島根原子力発電所2号機 第16回定期検査期間の延長について(平成22年6月17日)[PDF:121KB]

(2) 定期検査期間の変更について

10月21日(木),2号機の運転を再開することとし,定期検査期間を次のとおり見直しました。

変更後

定期検査期間:平成22年3月18日~12月下旬

(発電停止期間:平成22年3月18日~12月上旬)

報道資料: 島根原子力発電所2号機の運転再開について(平成22年10月21日)

(3) 燃料装荷作業中における中性子源領域計装の指示不良について

 平成22年10月28日(木)0時50分,燃料装荷作業において,中性子源領域計装(SRM)4チャンネルのうち1チャンネルの指示が出ていないことを確認したことから本作業を一旦中断しました。
 その後,手順に従い,当該SRMチャンネルを計測系から除外するとともに代替機能を有する中間領域計装(IRM)での監視を行うこととし,同日1時30分,燃料装荷作業を再開しました。
 調査の結果,当該SRMの電源ケーブルのコネクタが外れていたことが原因であると判明し,同日7時55分,当該コネクタを復旧しました。その後,指示が正常であることを確認した上で,当該SRMによる監視を再開しました。
 また,その他のSRMおよびIRMのケーブルおよびコネクタの接続状況について正常に接続されていることを確認しました。

※ 中性子源領域計装(SRM),中間領域計装(IRM)
原子炉の中性子計測装置の一種。原子炉の起動及び停止時の中性子の量を監視するもの。

参考資料 中性子源領域計装(SRM)の概要[PDF:96KB]

(4) 原子炉格納容器漏えい率検査の延期について

 平成22年11月17日(水),「原子炉格納容器漏えい率検査※」準備のため,原子炉格納容器上蓋部の漏えい率測定を実施したところ,判定基準を満足しないことが確認されました。 (平成22年11月18日公表

 当該事象の原因を調査したところ,原子炉格納容器上蓋接合部に錆び状の付着物が確認されたため,この錆び状の付着物により気密性が低下したことによるものと判断しました。
 このため,確認された錆び状の付着物の除去を行ったうえで,新しい角型パッキンに取替え,原子炉格納容器上蓋部の漏えい率測定を実施した結果,11月21日(日),判定基準を満足することを確認しました。
 なお,延期していた「原子炉格納容器漏えい率検査」は11月25日(木)に受検する予定であり,発電再開は12月上旬を予定しています。

※ 原子炉格納容器漏えい率検査
原子炉格納容器が必要な気密性を有しているか確認する検査(原子炉格納容器全体漏えい率測定)

参考資料 原子炉格納容器上蓋部の局部漏えい率測定 概要図[PDF:36KB]

(5) 原子炉補機海水系ポンプ(A)出口逆止弁の点検について

 平成22年12月17日(金),原子炉補機海水系※1の定期切替(1系統から2系統)を行うため,1系統の原子炉補機海水ポンプ(A,C 2台)を停止したところ,A-原子炉補機海水ポンプが逆回転したことから,当該ポンプ出口に設置している逆止弁※2(以下「A-ポンプ出口逆止弁」という)が完全に閉じていないことがわかりました。
 12月18日(土),A-ポンプ出口逆止弁の状態を確認するため,当該ポンプの起動試験を行ったところ,当該弁は正常に閉止しました。その後,当該逆止弁の機能を確認するために,12月20日(月)に再度ポンプの起動試験を行ったところ,当該ポンプに同様な事象が発生したため,当該逆止弁を分解点検することとしました。 (平成22年12月22日公表

 12月23日(木),A-ポンプ出口逆止弁の弁蓋を開放し内部を確認したところ,弁箱内の弁棒の廻りに泥状の付着物があり,弁が動きにくい状態にあったことから,弁箱内の清掃・手入れを行いました。
 12月24日(金),当該逆止弁を組み立てたのち,ポンプを起動して逆止弁の動作状態に異常のないことを確認し,20時20分,通常の状態に復帰しました。 (平成22年12月25日公表

※1 原子炉補機海水系
 原子炉建物内の原子炉補助系機器(ポンプ等)を冷却するための系統を原子炉補機冷却系といい,この冷却水を海水により冷却しているのが原子炉補機海水系である。なお,Ⅰ系統およびⅡ系統の2つの系統から構成されており,通常,定期的に系統を切り替えながら,一方の系統のみ運転している。

※2 逆止弁
ポンプ停止時等に,系統内の海水が逆流しないよう設置している弁

(6) その他不適合情報
除じんポンプの不調について

平成22年10月30日(土),除じん機※1がタイマーにより自動起動した際,「A-除じんポンプ揚水不能」の警報が発生しました。現場を確認したところ,2台ある除じんポンプ※2のうち1台が水をくみ上げていなかったため点検を行っています。

※1 除じん機
発電所で使用する冷却水(海水)を取水する際に,取り込まれるゴミ等を除去するための装置

※2 除じんポンプ
除じん機で除去したゴミ等を洗い流すためのポンプ

5.主要工程表

島根2号機 第16回定期検査工程表 平成22年12月28日現在

以上