Energia 中国電力

第17回定期検査の状況

平成25年7月7日現在

島根原子力発電所2号機第17回定期検査状況(No.50)

1.進捗状況

主な工事の作業は実施していません。

2.主な工事の状況

(1) 燃料取替工事

平成24年2月1日(水)から燃料の取出し作業を開始し,平成24年2月6日(月)に全燃料560体の取出しが完了しました。

(2) 制御棒駆動機構取替工事

平成24年2月8日(水)から作業を開始しました。

(3) 出力領域計装取替工事

平成24年3月22日(木)から作業を開始しました。

(4) 逃がし安全弁取替工事

平成24年2月18日(土)から作業を開始しました。

(5) 制御棒取替工事

平成24年3月12日(月)から作業を開始しました。

(6) 原子炉再循環系配管他高周波加熱処理工事

平成24年4月2日(月)から作業を開始し,平成24年5月29日(火)に作業が完了しました。

(7) 運転監視用計算機改良工事

平成24年2月7日(火)から作業を開始し,平成24年6月8日(金)に作業が完了しました。

(8) タービン駆動給水ポンプ流量制御装置取替工事

平成24年2月16日(木)から作業を開始し,平成24年6月18日(月)に作業が完了しました。

(9) 主発電機固定子コイル巻替工事

平成24年2月9日(木)から作業を開始し,平成24年5月12日(土)に作業が完了しました。

3.その他の工事の状況

(1) 蒸気タービン点検作業

平成24年2月2日(木)から作業を開始しました。

(2) 蒸気タービン動翼取付部点検工事

・ 他の原子力発電所において,低圧タービン動翼※1取付部の超音波探傷検査※2の結果,有意な指示波形が確認されたため,蒸気タービン動翼取付部の自主的な点検を行い,健全性を確認することにいたしました。
 点検期間は,平成24年10月下旬から12月下旬までを予定しています。(島根原子力発電所2号機 蒸気タービン動翼取付部点検の概要 [PDF:253KB] (平成24年10月10日)

・ 平成24年10月30日(火)から開始した超音波探傷検査において,一部の動翼取付部に有意な指示波形が確認されたことから,詳細に点検を行うため,平成24年11月17日(土)から動翼の分解作業に着手しました。

・ 平成24年12月3日(月)から磁粉探傷検査※3を開始し,平成24年12月4日(火),C-低圧タービン第10段動翼取付部において,ひびを確認したことから,有意な指示波形を確認した他の部位についても詳細な調査を進めるとともに,必要な補修を行うこととしました。(平成24年12月4日公表

・ その後,有意な指示波形を確認した他の部位についても磁粉探傷検査を実施した結果,A,B,Cの低圧タービンの第10段および第11段動翼取付部(合計9段落)において,合計で147箇所にひび(長さ1mm~48mm,深さ1.39mm~9.12mm)があることを確認しました。ひびの発生原因は,その形状等から応力腐食割れによるものと推定しています。

・ 確認したひびについては,動翼取付部の強度に余裕のある範囲で,すべて切削除去できており,平成25年3月11日(月)に蒸気タービンの安全性に影響がないことを確認しています。(平成25年3月14日公表

※1 動翼
 タービンに入ってきた蒸気エネルギーを回転力に変換する羽根であり,タービン車軸に固定され,回転する。

※2 超音波探傷検査
 非破壊検査の一種で,検査対象物に超音波を入射し,対象物内部からの超音波の反射による探傷波形を確認することにより,欠陥の有無を調査する検査。

※3 磁粉探傷検査
 非破壊検査の一種で,検査対象物に磁界を作用させたときの磁粉模様により,対象物表面(表面近傍の内部を含む)の欠陥の有無を調査する検査。

4.その他

(1) 運転上の制限の逸脱の原因と対策について

・ 平成24年1月27日(金),原子炉停止後の原子炉冷却操作中のところ,原子炉内の中性子源領域計装※14チャンネルのうち3チャンネルが動作不能となったため,19時30分,原子炉施設保安規定に定める運転上の制限※2を満足しない状態であると判断しました。その後,21時30分,残りの1チャンネルも動作不能となりました。(平成24年1月28日公表

・ このため,中性子源領域計装の検出器をすべて取替えることとし,平成24年1月28日(土)から作業を開始し,平成24年1月29日(日)に完了しました。その後,中性子源領域計装が正常に動作していることを確認し,平成24年1月30日(月)9時00分,運転上の制限を満足しない状態から復帰しました。(平成24年1月30日公表

・ 原因調査の結果,検出器を取替える際,検出器の絶縁性保護を目的に念のため実施していたテープの巻き付け作業において検出器内部の部品(検出部)に微小なひびが生じ,更に原子炉運転・停止時の温度変化によってひびが進展したことで,検出部のアルゴンガス※3が漏れ,動作不能に至ったものと推定しました。
 再発防止対策として,検出器取替え時のテープの巻き付け作業を実施しないこととし,平成24年8月9日(木)に検出器の取替えを完了しました。(中性子源領域計装の概要および中性子源領域計装検出器の構造[PDF:91KB] (平成24年8月14日)

※1 中性子源領域計装
 原子炉の中性子計測装置の一種。原子炉の起動及び停止時の中性子の量を監視するもの。

※2 原子炉施設保安規定で規定する運転上の制限
 保安規定第27条(計測および制御設備)で規定する運転上の制限では,動作可能であるべきチャンネル数2チャンネルを満足していなければならない。

※3 アルゴンガス
 検出器の内部に封入してあるガス。中性子の量を計測するのに必要となるもの。

5.主要工程表

島根2号機 第17回定期検査工程表 平成25年7月7日現在

6.今週の予定

主な工事の作業予定はありません。

以上