島根原子力発電所における低レベル放射性固体廃棄物貯蔵所(D棟)の運用開始について

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中国電力株式会社

島根原子力発電所における低レベル放射性固体廃棄物貯蔵所(D棟)の運用開始について

 当社は,平成24年9月から,島根原子力発電所における低レベル放射性固体廃棄物貯蔵所(以下「固体廃棄物貯蔵所」という)※の増設工事を実施してまいりましたが,建設工事および国等による必要な認可手続き等が完了したことから,本日より運用を開始しましたので,お知らせします。
 島根原子力発電所には,これまで固体廃棄物貯蔵所が3棟(貯蔵容量:200リットル ドラム缶で35,500本相当)あり,同設備で28,356本相当の低レベル放射性固体廃棄物を保管しています(平成27年4月末現在)。

 本工事は,今後の3号機の運転も見据え,貯蔵裕度を更に確保することを目的に,固体廃棄物貯蔵所を新たに1棟追加設置したもので,これにより,10,000本相当の貯蔵容量を追加で確保しました(追加設置後の合計貯蔵容量:45,500本相当)。

 なお,発電所の運転等に伴い発生した低レベル放射性固体廃棄物については,固体廃棄物貯蔵所で厳重な管理のもと一時保管を行い,計画的に青森県にある日本原燃株式会社の低レベル放射性廃棄物埋設センターへ搬出し,埋設することとしています。

※低レベル放射性固体廃棄物貯蔵所
島根原子力発電所構内にあり,原子炉建物などで実施した保修工事の廃材などの低レベル放射性固体廃棄物を一時保管する建物。

以上