島根原子力発電所 防災訓練実施結果報告書の提出について

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中国電力株式会社

島根原子力発電所 防災訓練実施結果報告書の提出について

 当社は,原子力災害対策特別措置法(第13条の2第1項)の規定に基づき,島根原子力発電所における防災訓練の実施結果(平成27年4月22日~平成28年3月29日実施分。総合訓練※1:1回,要素訓練※2:41回)を取りまとめ,本日,原子力規制委員会に報告しましたのでお知らせします。

訓練に対する評価概要

 総合訓練については,想定した原子力災害に対して必要な対応方針の決定や的確な指揮命令が行えること,各活動の連携により円滑な事故対応が実施できることを確認しました。また,当該期間中に実施した要素訓練についても,定められた手順どおりに実施できることを確認しました。
 加えて,前回報告(平成27年5月20日お知らせ済み)で抽出した課題への改善内容の有効性を確認するとともに,良好事例を3件,事故対応の実効性をより高めるための要改善事項を新たに9件抽出しました。

 当社は引き続き,原子力災害の発生を未然に防止するための安全対策に鋭意取り組むとともに,今後とも継続的に対応能力の向上を目的とした防災訓練を着実に実施し,原子力災害の発生および拡大の防止に万全を期してまいります。

※1:総合訓練
緊急時対策本部を設置し,「島根原子力発電所原子力事業者防災業務計画」に規定する複数の訓練を組み合わせて行う総合的な訓練。

※2:要素訓練
必要な機能の喪失を想定した対応訓練(緊急用発電設備を用いた電源確保の訓練や消防車による原子炉への代替注水の訓練他)等の個々の訓練。

以上