「北陸電力株式会社 志賀原子力発電所2号機の原子炉建屋内に雨水が流入した事象に係る対応」に関する調査結果について

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中国電力株式会社
島根原子力本部

「北陸電力株式会社 志賀原子力発電所2号機の原子炉建屋内に雨水が流入した事象に係る対応」に関する調査結果について

 当社は,原子力規制委員会から電力各社に発出された「北陸電力株式会社志賀原子力発電所2号炉の原子炉建屋内に雨水が流入した事象に係る対応について(指示)※」を受け,島根原子力発電所における建物貫通部から建物内部への水の浸入を防ぐ措置の状況等について調査し,本日,その結果を国に報告しましたのでお知らせします。

 調査の結果,安全機能に影響を及ぼす可能性のある貫通部はなく,外部から水が流入する可能性がないことを確認しました。

※ 平成28年9月28日に,北陸電力株式会社志賀原子力発電所2号機の原子炉建屋内に雨水が流入した事象を踏まえ,島根原子力発電所1,2,3号機について平成28年11月16日付で原子力規制委員会から調査を求められたもの。

指示内容

 発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針に定める重要度の特に高い安全機能を有する構築物,系統及び機器並びに当該安全機能を果たすために直接又は間接に必要とする構築物,系統及び機器を内包する建屋についての貫通部から建屋内部への水の浸入を防ぐ措置の現況について,平成28年12月26日までに報告すること。

調査結果

 島根原子力発電所1,2,3号機について,外部からの水の浸入により安全機能を有する機器・系統に影響を及ぼす可能性のある地表面上および地表面以下の貫通部(配管等)の有無等を調査した。その結果,貫通部に適切に止水措置(モルタル充填,シリコンゴム充填等)が講じられていること等から,雨水等の流入により安全機能に影響を及ぼす可能性のある貫通部がないことを確認した。

以上