はじめに

21世紀を迎え,社会・経済のしくみや人々のライフスタイルも大きく様変わりし,私たちを取り巻く環境も地球温暖化をはじめ廃棄物の不法投棄や最終処分場の逼迫,ダイオキシン・環境ホルモンなど様々な問題が生じています。

   こうした状況の中,国は資源と環境の制約のもとで持続的発展が可能な循環型社会の構築を目指して,国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法:2001年4月施行)を策定するなど,国や地方公共団体はもちろんのこと,一般企業や国民においても環境負荷低減に向けてグリーン購入に努めることが望ましいとしています。

   当社においては,1993年1月に「中国電力環境行動計画」を策定し,従来から地球温暖化問題や循環型社会形成,生物多様性への配慮など事業活動を取り巻くさまざまな環境問題へ積極的に取り組んでいます。当社が調達するオフィス事務用品や資機材等については,環境に配慮したグリーン購入を積極的に推進するため,2002年6月に「エネルギアグリーン購入ガイドライン」,2004年10月に「エネルギアグループグリーン購入ガイドライン」を策定し,グループ大でお取引先企業と一体となった環境負荷低減の取り組みを推進しています。

   また2005年11月には,「資材調達の基本方針」を見直し,お取引企業へもコンプライアンスや環境などCSRへの配慮等をお願いし,企業に求められる社会的責任を双方が果たしていくことで,長期的に繁栄できる取引関係を確立していくことを目指しています。

   今後,お取引企業との環境面での連携を深めながら,引き続き環境負荷低減に努めてまいりますので,皆様のご理解,ご協力をお願いいたします。

  お取引企業からご提出いただいた書類・資料等は,事前のご承諾なしに外部へ公表することはありません。
  なお,本ガイドラインは,新たな知見や法規制・社会情勢の変化等により,適宜改訂することがあります。

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