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発電設備に係る一連の不適切事案

2006年10月,俣野川発電所土用ダムの測定値改ざん問題が発覚し,その後11月に,下関発電所冷却用海水の取水温度測定値変更問題,西郷発電所における大気汚染防止法の規制値超過問題が明らかになりました。
さらにその後の点検の結果,81事案(水力発電17事案,火力発電35事案,原子力発電29事案)の不適切事案が判明しました。

俣野川発電所土用ダムの測定値改ざん問題

 俣野川発電所土用ダム(岡山県真庭郡)の変形測定値データについて,委託先のグループ会社が,1991年から1997年までの間,改ざんを行っていましたが,当社は,改ざんの事実に気付かず,委託先から報告されたデータをそのまま国に報告していました。
1998年に委託先の内部調査で改ざんの事実が判明し,その事実は当社経営層まで報告されましたが,ダムの安全性に影響を及ぼすものではなかったこと等を理由として,国への修正報告を行わず,公表も行っていませんでした。

下関発電所冷却用海水の取水温度測定値変更問題

 下関発電所において,冷却用海水の取放水温度差の測定値が,山口県および下関市と締結している公害防止協定で定められた協定値内となるよう,取水温度測定の設定を変更していました。

西郷発電所における大気汚染防止法の規制値超過問題

 西郷発電所(島根県隠岐郡)において,排出ばい煙のNOx濃度が,大気汚染防止法における排出基準値および電気事業法の届出値を超過した際に,監督官庁への連絡を怠っていました。