|
 |
石炭灰製品Hiビーズによる河川底泥改善への取り組み
当社の石炭灰製品であるHiビーズを用いて,干潟環境の改善が期待できる技術を開発しました。
この技術は,堆積した干潟の泥の中に浸透材料であるHiビーズを用いた浸透柱(泥層の下にある砂層まで達する直径数十cmの穴を空け,その中にHiビーズを投入したもの)を造成し,泥の中における水の循環を促し,酸素の供給量を増やすことで,干潟の泥質を改善するものです。
|
|
この取り組みについては,2004年度から,広島市内を流れる旧太田川および天満川において実証試験を実施しています。モニタリングの結果,泥厚の減少とともに,カニなどの生物生息の数も大幅に増加しており,泥質の顕著な改善効果が確認されています。
また,福山港内港地区において,国土交通省等が行っている石炭灰造粒物を用いた海域環境改善の実証試験にも協力しています。 |
▲このページのトップへ |
リサイクルコンクリートによる大型消波ブロックの製作
島根原子力発電所3号機増設工事において,護岸工事等に使用する大型消波ブロック(重さ約20t〜80t,約8,800個)を,資材の90%以上がリサイクル材料となるコンクリートで製作しました。このリサイクルコンクリート「NAクリート(Neo Ashクリート)」は当社が開発し,当社の石炭火力発電所から排出される石炭灰や,工場で銅や鉄を精錬する際に生じる廃棄物である金属スラグ等のリサイクル材料を使用することで,セメント・砂・砂利等の天然資源の使用量を大幅に削減したものです。
|
消波ブロック |
▲このページのトップへ |
製造時のCO2排出量を実質ゼロ以下にできる環境配慮型コンクリートの開発
当社は,鹿島建設(株),電気化学工業(株)と共同で,火力発電所から排出されるCO2を強制的に吸収させること等により,製造時におけるCO2排出量を実質ゼロ以下にできるコンクリートを開発しました。
今回開発したコンクリートでは,CO2を吸収することでコンクリートを硬化させる性質を持つ特殊混和材を使用し,セメントの使用量を大幅に削減することを可能としました。セメント使用量の削減で従来製品に比べてコンクリート製造に伴うCO2排出量が半減することに加え,排出量を上回る量のCO2を吸収させることで,製造時のCO2排出量を実質ゼロ以下とすることができます。また,削減したセメントの代わりに石炭灰も使用し,コンクリートを硬化させるCO2に,火力発電所から排出されるCO2を使うことにより,石炭灰の有効利用とCO2削減につながる画期的な環境配慮型コンクリートとなります。本技術を用いた舗装ブロック等を,福山太陽光発電所のPR施設等に使用しており,事業化の検討も行っています。
|
福山太陽光発電所PR施設に設置した環境配慮型コンクリート |
▲このページのトップへ |
|