Energia 中国電力

エネルギーとは

エネルギーとは

私たちの毎日の生活の中で,何気なくしていること全てにエネルギーが携わっています。
空気があるように,「あって当然」という密接な関係になっていますよね。 では,エネルギーってどういうことなのでしょう?

エネルギー

  1. 活動の源として体内に保持する力。活力。精力。
  2. 物理学的な仕事をなし得る諸量(運動エネルギー・位置エネルギーなど)の総称。物体が力学的仕事をなし得る能力の意味であったが,その後,熱・光・電磁気やさらに質量までもエネルギーの一形態であることが明らかにされた。
  3. エネルギー資源のこと。(岩波書店「広辞苑 第五版」より)

人が持つ力もエネルギーの一つ。私たちが毎日使用している電気と同様に,毎日消費しているのですから,その源となるための栄養や心の糧と同じく,電気も資源を必要としています。人の持つ想像力や考える力もエネルギーの一つだとしたら… 実生活で使用するエネルギーとベストミックスしていけば,限りある資源を有効に活用していけるのではないでしょうか。

毎日使うものだから,大切に次の世代にも残していきたいですね。暮らしの中で上手に使う方法を,皆さまと一緒に考えていきたいと思っています。

エネルギーの概要

エネルギーは,生物が活動したり,物体を動かしたり,物体の状態を変える源となるもので,物体を動かすなどの仕事ができる状態にあるとき,その物体はエネルギーを持っているといいます。
エネルギーは,ほかの物体に対して仕事をする状態の違いによりさまざまな種類があります。

エネルギーの種類

力学的エネルギー
位置エネルギー

位置エネルギー(イメージ図)

高いところにある物体は,その高さを変えることによって仕事をすることができます。
たとえば,水力発電所において,ダムで高い場所にせき止めた水は,重力により低い場所へ落ちることで水車(タービン)を回すことができます。これが水の「位置エネルギー」です。

運動エネルギー

運動エネルギー(イメージ図)

飛んでいるボールは,窓ガラスに当たるとガラスを割ることができます。
このように,動いているものは「運動エネルギー」を持っています。

熱エネルギー

熱エネルギー(イメージ図)

熱は物質の分子の運動であり,「熱エネルギー」はこの分子運動の大きさです。
運動が激しいほど温度は高くなり,ある温度を超えると,酸素と結びついてより多くの熱エネルギーが発生する燃焼がおこります。

電気エネルギー

電気エネルギー(イメージ図)

電池と豆電球を導線でつなぐと電球を光らせることができるように,ものを動かす,音を出す,熱を出すなど,用途にあわせて使えるのが電気エネルギーです。

その他

電気や火を作り出したり,車のエンジンを動かしたりするもと(エネルギー源)である石油や石炭などもエネルギー(石油エネルギー,石炭エネルギー)です。
このほか,太陽光発電に利用されている光エネルギー,音エネルギー,燃料電池で応用される化学反応のエネルギー,原子核エネルギー,放送電波・携帯電話などの電磁波エネルギーなどがあります。

エネルギーの変換

それぞれのエネルギーは,互いにほかの形のエネルギーに移り変わることができます。これをエネルギーの変換といいます。

「位置エネルギー」から「運動エネルギー」へ

位置エネルギーから運動エネルギーへ(イメージ図)

  • 斜面にボールを置き,手を離すと,ボールの位置エネルギーが,斜面を転げ落ちる運動エネルギーに変換します。
  • ジェットコースターは,はじめに一番高い所に上がって位置エネルギーを蓄え,重力による落下を運動エネルギーに変換しながら最終地点にたどり着きます。
「運動エネルギー」から「熱エネルギー」へ

運動エネルギーから熱エネルギーへ(イメージ図)

  • 二つのものをこすり合わせると,こすり合わせた面が熱くなります。ここでは,こすり合わせた運動エネルギーが熱エネルギーに変換しています。
「運動エネルギー」から「電気エネルギー」へ

運動エネルギーから電気エネルギーへ(イメージ図)

  • 発電所でつかわれる発電機は,タービンを回転させる運動エネルギーを電気エネルギーに変換する仕組みになっています。

一次エネルギーと二次エネルギー

一次エネルギーと二次エネルギー(イメージ図)

石油・石炭,ウランなどのエネルギー資源は,使いやすい電気エネルギーなどに変えて利用されています。
これらのエネルギー資源を一次エネルギー, 転換されて作り出したエネルギー(電力,ガソリン,都市ガスなど)を「二次エネルギー」といいます。

年々増加する世界のエネルギー消費量

世界のエネルギー消費量は,年々増えつづけています。今後も,アジアやアフリカを中心とした人口増加や経済成長に伴い,エネルギー需要はますます増えていくと見込まれています。

世界の1次エネルギー消費量の推移と見通し(地域別)
世界の1次エネルギー消費量の推移と見通し(地域別)グラフ

注:四捨五入の関係で割合の合計が100%にならないことがある

OECD/IEA「WORLD ENERGY OUTLOOK 2009」から
参考:電気事業連合会「電気事業の現状2010」

2030年の世界の1次エネルギー消費量は2007年の約1.4倍。特に中国やインドの急速な経済成長に伴うエネルギー需要増大によって,2030年のアジア(日・韓除く)のエネルギー需要は2007年の約2倍にもなると予測されています。