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次世代火力発電の開発

次世代火力発電の開発

開発目的

  供給安定性・経済性に優れる石炭火力を将来にわたって活用していくため,「高効率化」と「低炭素化」に資する技術として,究極の高効率石炭火力発電である石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)※1とCO2分離・回収を組み合わせた革新的低炭素石炭火力発電の実現を目指したプロジェクトを実施しています。

開発内容

本プロジェクトは,当社と電源開発株式会社が共同で設立した大崎クールジェン株式会社により進められています。プロジェクトは,3段階で構成され,第1段階ではまず,IGFCの基盤技術である酸素吹石炭ガス化複合発電(酸素吹IGCC)※2の実証試験設備により,性能(発電効率,環境性能),運用性,経済性及び信頼性に係る実証を行います。そして,第2段階として,第1段階で実証した酸素吹IGCCにCO2分離・回収設備を追設し,IGCCから排出するCO2の分離・回収に係る実証を行います。また,第3段階では燃料電池を組み合わせたIGFCシステムの実証も計画しています。

※1 
石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)
IGFC:Integrated Coal Gasification Fuel Cell Conbined Cycle
IGCCに燃料電池を組み合わせて,発電効率をさらに向上させる技術

※2 
酸素吹石炭ガス化複合発電(酸素吹IGCC)
IGCC:Integrated Coal Gasification Combined Cycle
酸素をガス化剤として石炭をガス化し,水素と一酸化炭素を主成分とする生成ガスを製造し,ガスタービンと蒸気タービンにより複合発電する技術


実証システム構成概要

スケジュール

第1段階
H25年 3月
H26年 6月
H27年 11月
H28年 4月
H28年 7月
H28年 8月
土木建築工事着工
機械・電気設備工事着工
受電
ガスタービン点火
ガス化炉火入れ
酸素吹IGCCシステム試運転開始
第2段階
H28年 4月 設計開始


IGCC実証設備 プラント全景


IGCC実証設備 プラント上空から

詳細情報

詳細は大崎クールジェン株式会社のホームページからご覧いただけます。

※本プロジェクトは,経済産業省および新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のご支援により実施しています。