水力発電の種類

基本的には次の2つの種類に分ける事が出来ます

1.一般水力

流込み式

川の自然の流れをそのまま利用して発電する方法です。
水を貯めないので川の流れにより,発電量が変動します。

貯水池式

川の水をダムで貯めてから,必要な時に利用して発電する方法です。
雪どけ水,梅雨,台風時に水を貯めて,渇水時や昼間の電力使用の多い時間帯に利用します。

2.揚水

上池と下池をつくり,電気の消費の少ない夜間に火力・原子力発電所で発電した電気を利用して下池の水を上池へくみ上げておき,電気の消費の多い昼間に上池の水を下池に落として発電する方式です。このように,電気を水の形で蓄えておく蓄電池の働きをするものです。