当院ではカンガルーケアを行っています!
カンガルーケアを希望されない方は,スタッフまでお伝えください。
基本的には35週以降にご出産された方が対象です。赤ちゃんとお母さんの肌が直接触れあうように,お母さんが裸の赤ちゃんを両胸で包み込むように抱っこします。
基本的には皆さん可能です。帝王切開の場合は,予定帝王切開で立会いをされる方のみになります。ただし,お母さん,赤ちゃんお二人ともが元気であり,医師・看護師がカンガルーケアが可能と判断してからの実施となります。
出産後,スタッフが赤ちゃんの呼吸の状態などを見させていただいたあと,お母さんの胸の上で,直接裸の赤ちゃんを抱っこしていただきます。抱っこしている間,赤ちゃんに血液中の酸素濃度を調べる機械を着けさせていただきます。
生後間もない赤ちゃんは子宮の外の環境に慣れ,状態が安定するまでには時間がかかる事があります。健康な赤ちゃんでもカンガルーケア中に,血液中の酸素濃度が低下することなどがあります。カンガルーケアを行う場合は,赤ちゃんの体温や顔色,酸素濃度の値などに目を配り,安全性に最大限配慮します。
カンガルーケア中は医師もスタッフも赤ちゃんの状態を気をつけて見ていますが,実際にカンガルーケアをしているお母さん,周囲で見ているご家族も以下の点に気をつけていただくよう,お願いいたします。
「赤ちゃんが,苦しそうな呼吸をしている」
「赤ちゃんの顔の色が青い」
「赤ちゃんが,ぐったりしている」
上記のような様子が見られた時は,医師・スタッフにお声かけください。