今冬の電力需給実績について
-
中国電力株式会社
今冬の電力需給実績について
中国エリアにおける今冬の電力需給については,お客さまに省エネに取り組んでいただいたこと等により,安定供給を確保することができました。
当社としては,お客さまに安心して電気をお使いいただけるよう,引き続き,安定供給の確保に取り組んでまいります。
【今冬の需給状況について(中国エリア・送電端)】
1.最大電力発生日の電力需給バランス
今冬の最大電力は1,031万kWとなり,見通しの1,057万kWと比べ,26万kW下回りました。
これは,見通しの想定気温(平成23年度厳寒並み気温)に対して,最大電力発生日の気温が高かったことなどによるものと推察しています。
今冬の見通し(1月) | 最大電力発生日 | |
1月17日(火)実績 | ||
最大電力(A) | 1,057 | 1,031 |
供給力 (B) | 1,225 | 1,134 |
予備力 (C=B-A) |
168 | 104 |
予備率 (D=C/A*100) |
15.9 | 10.1 |
平均気温(注) | 0.2 | 3.2 |
(注)平均気温は,中国5県における県庁所在地(鳥取市,松江市,岡山市,広島市,山口市)の加重平均。(気象庁公表の当日平均気温)
2.今冬の需要実績について
12月から2月の平日で見ると,今冬の最大電力(12月~2月の期間平均)は,気温影響を除き,平成22年度(震災前)に比べて,2.4%程度(約23万kW)の減少が見られました。
これは,ご家庭から企業・工場・官公庁など多くのお客さまにおいて,節電行動や省エネ機器への取替えが行われたことなどによるものと推察しています。
以上
添付資料
- 【参考資料】最大電力 (エリア・送電端) の推移と気象状況 / 旬別の平均気温 (広島市) [PDF:588.8 KB]