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2010年度 第2四半期決算会社説明会 主なご質問

主なご質問

「2010年度 第2四半期決算会社説明会」の主要QA

Q.  島根原子力発電所1,2号機停止による今期の費用増が第2四半期累計期間で290億円,通期で450億円の見込みということだが,内訳を教えて欲しい。

A.  上期実績における費用増290億円の内訳は,まず,今回の原子力停止による発電電力量減を全て石油火力により代替したとする場合,360億円の原料費が増加。一方,実際の運用では全てを石油火力で賄ったのでなく,LNGのスポット調達によるLNG火力の焚き増し,卸電力取引所の活用など経済性に配慮した供給力確保を行っており,それらの効果により原料費が80億円程度抑制できた。そのほか原料費以外では,機器の点検・取替費用や社員の応援派遣による費用などが数億円程度増加しており,これらを差し引き合計すると290億円の費用増となる。
通期予想における費用増450億円の内訳は,上期実績と同様に計算した結果,原子力の停止分の石油火力代替で原料費が530億円増加。経済性に配慮した供給力確保により,100億円の原料費を抑制できる見通し。そのほか原料費以外では,機器の点検・取替費用や社員の応援派遣などにより,20億円程度費用が増加する見通しであり,これらを差し引き合計すると450億円の費用増となる。

Q.  上関地点についての現状と今後の見通しはどうか。

A.  昨年4月に準備工事に着手,10月には海域での埋立工事に着手し,灯浮標(ブイ)を設置した。昨年12月には1号機の原子炉設置許可申請を行っており,現在国による安全審査が行われている。現在の計画では1号機を2012年6月に着工,2018年3月に営業運転開始の予定としており,計画通りに建設できるよう最大限の努力を傾注しているところ。
一方,一部の原子力反対の方々による妨害行為が激化しており,残念ながら準備工事を中断せざるを得ない状況が続いている。妨害行動を行っている方々に対しては,作業に協力していただくよう今後とも粘り強く理解・協力を求めていくとともに,少しでも多くの住民の方々にご理解いただけるよう,今年2月から行っている定期船の桟橋での広報のチラシ配布を継続するなど,一つ一つの取り組みを積み重ねていく。
現時点では工事が遅延していることは事実であるが,安全確保に万全を期すとともに,準備工事の工期に影響がないように努めていく。

Q.  大型の設備投資が続いていくなか,現時点で増資についてどう考えているか。

A.  キャッシュが必要な状況ではあることは事実だが,現時点では新規原子力開発や今後の設備投資は自己資金の範囲内で賄っていく見通しであり,また,現在高格付けを背景とした安定低利な負債による資金調達が可能なことから,調達コストの高い増資の実施は現時点では考えていない。