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2014年度 第2四半期決算会社説明会 主な質疑応答

主な質疑応答

「2014年度 第2四半期決算会社説明会」の主要QA

Q.  今期の通期では連結・単体とも黒字の予想としているが,原子力が全停止している状況にあってもこの水準の利益が出せるコスト構造になっていると理解すればよいのか。
あるいは,今期の黒字はコストの先送りや特殊要因等によるものであり,今後も継続できるわけではないと認識すべきなのか。

A.  震災以降,全社を挙げて効率化に取り組んでおり,今期も計画以上の効率化を達成できる見通し。ただ,効率化の中には修繕などを先送りしている部分も多く,これらはいずれは手をつけなければならないので,現在のコスト水準を継続することは難しい。
今期は冷夏による需要減で石油火力を抑制できたという特殊要因もあり,現時点では黒字を確保できる見通しとしているが,原子力が全停止している中,フル稼働させている火力発電では計画外停止も多くなってきており,電源のバランスとして適切な姿になっていない。原子力の稼働がないままでは継続的な利益の創出は難しく,経営としては非常に厳しい状況と認識している。

Q.  期末配当は未定としているが,当面は50円配当を続けたいという考えなのか。また,震災以降も50円配当を継続しているが,原子力が稼動した際には株主還元の考え方を変える可能性,つまり増配や自社株買いなどを検討することになるのか。

A.  当社は安定配当の継続を配当の基本方針としており,今後も配当を続けたいという思いは変わらないが,株主資本の毀損も相当程度進んでいるため,期末配当については最終決算の状況をみて判断させていただきたいと考えている。
将来については,例えば,自由化を踏まえて配当性向を見直すべきといったご意見があることは承知している。現時点,安定配当という方針を直ちに見直す考えはないが,自由化の進展など経営環境の変化も踏まえながら,株主還元の考え方についても十分に検討してまいりたい。

Q.  島根2号機の適合性審査については,今後の規制委員会の審査次第というところもあると思うが,宍道断層と周辺の断層の連動など特に論点になりそうなものは何か。

A.  今後の論点としては基準地震動の確定が最も大きいと認識している。我々事業者としては,調査を適切に実施しデータを評価した上で,審査会合に臨む所存。

Q.  島根3号機についてはどのようなタイミングで申請・審査が進んでいくことになるのか。島根2号機については基準地震動が最大の論点ということだが,基準地震動が確定すれば3号機もすぐに申請できるのか。あるいは2号機の審査がある程度進んでからということになるのか。

A.  3号機の申請にあたっては,基準地震動が確定することが大きなファクターとなるが,加えて,2号機の審査がどのような形で進んでいくのか,その状況も見極める必要があると考えている。3号機の申請準備は2号機の審査と並行する形で進めているが,申請のタイミングはこうした状況も踏まえながら考えていきたい。

Q.  島根1号機の扱いについては,現時点,どのように考えているのか。

A.  島根1号機については,特別点検の期間をどうすれば短縮できるか,特別点検にかかる費用や新規制基準に適合させるための安全対策費用がどの程度になるのかといったことを総合的に勘案し,運転延長を申請するかどうかを検討している状況。最終決断の時期について,現時点でははっきりしたことは申し上げられない。