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歴史的電力遺産 近代の産業遺産を未来に…
登録有形文化財(建造物) 土木学会選奨土木遺産 【江府町所有】
(旧)江尾発電所本館
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(旧)江尾発電所の歴史

■ 概 要

(旧)江尾発電所本館 (旧)江尾発電所本館
[建物概要]
発電所本館
建設年代 大正8(1919)年
構造 石造平屋一部2階建,鉄板葦,
建築面積216m²,1棟
所有者 鳥取県江府町
○現在は江府町の倉庫として利用されています。
[発電所概要] 昭和52年廃止時点
江尾発電所
水系河川 日野川水系
最大出力 1,000kW

■ 沿革と歴史

 江尾発電所は,大正8(1919)年に完成した水力発電所(出力1,000kW)です。発電所を建設したのは,明治40(1907)年に鳥取県西伯郡米子町で設立された山陰電気。大正初期,積極的に設備投資を行っていました。
それから約60年を経た昭和50年代,日野川の中流部には,江尾発電所,川平発電所(昭和6年完成,出力1,300kW),旭発電所(大正10年完成,出力2,000kW)の3発電所が運転していましたが,いずれも老朽化が進んでおり,しかも河水の利用率が低いため再開発が計画されました。
昭和52(1977)年3月,新川平発電所(現在の出力13,800kW)の建設が始まると,同年7月,中国電力は江尾発電所を廃止し,建物は変電所に役割を替えました。
その後,昭和59(1984)年9月に変電所を廃止し,研修施設として利用していましたが,平成2(1990)年11月,江府町へ譲渡しました。
旧江尾発電所は,平成8(1996)年,貴重な建築文化の保存活用を図ることなどを目的に鳥取県が選定する「県民の建物100選」に選ばれました。また,平成19(2007)年11月,土木学会の平成19年度選奨土木遺産に認定され,さらに平成21(2009)年8月には,国の登録有形文化財に登録されました。

[建設当時から現在までの変遷]

(旧)江尾発電所年表
大正8年2月
(1919)
山陰電気が,江尾発電所(出力1,000kW)の運転を開始。
大正15年8月
(1926)
広島電気は山陰電気を合併。江尾発電所を広島電気へ移管。
昭和17年4月
(1942)
中国配電が発足,広島電気は江尾発電所を中国配電へ移管。
昭和26年5月
(1951)
中国配電と日本発送電の合併により中国電力が発足。江尾発電所を中国電力へ移管。
昭和52年7月
(1977)
江尾発電所を廃止,江尾変電所として運転開始。
昭和59年9月
(1984)
江尾変電所を廃止。(その後研修施設として利用)
平成2年11月
(1990)
中国電力から江府町へ譲渡。
平成8年
(1996)
鳥取県「県民の建物100選」に選出。
平成19年11月
(2007)
現存する数少ない石造発電所で装飾的な外観を留めているという理由から,土木学会の平成19年度選奨土木遺産に認定。
平成21年8月
(2009)
国土の歴史的景観に寄与しているものとして,国の登録有形文化財に登録。

■ 現  在

 中国電力株式会社から江府町へ譲渡され,倉庫として使用されています。

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