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登録有形文化財(建造物)
上斉原発電所
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上斉原発電所の歴史

■ 概 要

上斉原発電所本館 上斉原発電所本館
[建物概要]
発電所本館(はつでんしょほんかん)
建設年代 昭和5(1930)年
構造 鉄筋コンクリート造平屋建,建築面積288m²,
放水路付 1棟
所有者 中国電力株式会社
水路式発電所 【水路式発電所】
河川の上流に取水堰をつくって水を取り入れ,この水を緩い勾配の水路により下流まで導き,河川との間に落差を得て発電する方式です。
[発電所概要] 平成23年3月31日現在
水系河川 吉井川水系 吉井川,中津河川,赤和瀬川,池河川
発電開始年月 昭和5(1930)年7月
発電所形式 水路式
最大出力 2,700kW
最大使用水量 4.953m³/s
最大有効落差 71.52m

■ 沿革と歴史

 昭和5(1930)年,増大する岡山県内の電力需要に対応するため,岡山県北部に位置する吉井川水系において,上斉原発電所が運転を開始しました。
上斉原発電所は,吉井川本流およびその支流から取水するほかに,平作原発電所からの放水を有効に利用して発電を行っている現役の水力発電所です。
発電所本館など9施設※は,わが国の水力発電の歴史を知る上で貴重な建造物であり,国土の歴史的景観に寄与しているとして,平成18(2006)年11月,国の登録有形文化財に登録されました。

地図

[建設当時から現在までの変遷]

上斉原発電所年表
昭和5年7月
(1930)
中国合同電気が上斉原発電所(出力1,500kW)の運転を開始。その後,出力を560kW増加し,合計2,060kWとする。
昭和16年5月
(1941)
中国合同電気と山陽中央水電の合併により山陽配電が発足。上斉原発電所を山陽配電へ移管。
昭和17年4月
(1942)
日本発送電への第2次統合により,山陽配電は上斉原発電所を日本発送電へ移管。
昭和21年7月
(1946)
日本発送電は,出力を640kW増加し,合計2,700kWとする。
昭和26年5月
(1951)
中国配電と日本発送電の合併により中国電力が発足。上斉原発電所を中国電力へ移管。
平成18年11月
(2006)
国土の歴史的景観に寄与しているものとして,国の登録有形文化財に登録。

■ 現  在

 発電所には社員は常駐せず,津山制御所で遠隔操作しており,月2回,巡視のため発電所に出向いています。

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