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有効性評価

新規制基準では,福島第一原子力発電所事故を踏まえて実施してきた重大事故等対策の有効性を評価するため,

①重大事故等対策が実施されていない状態を仮定して,内部事象(機器故障・人的ミス等)や外部事象(地震・津波)が原因となって重大事故に至る確率を評価(確率論的リスク評価:PRA)

②①の評価結果を踏まえ,重大事故が進展するシナリオ(事故シーケンス)を選定

③実施されている重大事故等対策が有効に機能するかを評価(有効性評価)

することが求められています。

③の有効性評価に関する審査状況は以下のとおりです。


平成28年9月15日(木) 新規制基準適合性に係る審査(第79回目)(第400回審査会合)

【島根原子力発電所  重大事故対策の有効性評価(コメント回答)】
  炉心損傷対策のうち原子炉の冷却機能を確保する対策の有効性について,これまでの審査会合〔第171回審査会合(H26.12.9)〕等で当社が行った評価および説明についての原子力規制委員会から指摘に対して,回答を行いました。
  原子力規制委員会からは,既存の冷却設備が機能しない場合の代替機能について改めて説明すること等のコメントがありました。
  今後,審査等で説明を行ってまいります。

提出資料
原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。

平成28年8月25日(木) 新規制基準適合性に係る審査(第78回目)(第393回審査会合)

【島根原子力発電所  重大事故対策の有効性評価(コメント回答)】
  これまでの審査会合〔第171回審査会合(H26.12.9)第182回審査会合(H27.1.15)第187回審査会合(H27.1.27)〕等における,原子力規制委員会からの指摘に対して,安定停止状態の評価等の回答を行いました。
  原子力規制委員会からは,炉心損傷後の安定停止状態維持のため水素対策を説明すること等のコメントがありました。
  今後,審査等で説明を行ってまいります。

提出資料
原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。

平成28年7月12日(火) 新規制基準適合性に係る審査(第77回目)(第379回審査会合)

【島根原子力発電所  重大事故対策の有効性評価(コメント回答)】
  これまでの審査会合〔第147回審査会合(H26.10.14)第163回審査会合(H26.11.20)第182回審査会合(H27.1.15)〕等における,原子力規制委員会から指摘に対して,評価の前提条件や追加説明等の回答を行いました。
  原子力規制委員会からは,全交流動力電源が失われたときの評価は,全てのケースで24時間使用できない条件とすること等のコメントがありました。
  今後,審査等で説明を行ってまいります。

提出資料
原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。

平成27年3月17日(火) 新規制基準適合性に係る審査(第37回目)(第207回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その7)】
 今回の審査会合では,燃料プールにおいて重大事故に至る可能性のある事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,
(1)燃料プールの冷却機能および注水機能が喪失した場合
(2)燃料プールにおいて小規模な漏えいおよび注水機能が喪失した場合
の2つのシナリオについて,燃料プール代替注水機能などの重大事故等対策が有効に機能することを説明しました。
 また,停止中の原子炉において重大事故に至る可能性のある事故進展シナリオのうち,
(1)崩壊熱の除去機能が喪失した場合
(2)全ての交流電源が喪失した場合
(3)原子炉冷却材の流出
(4)反応度の誤投入(制御棒の誤引き抜きなど)
の4つのシナリオについて,代替電源や代替注水機能などの重大事故等対策が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,この評価の前提条件の妥当性等についてより詳細に説明するようコメントがありました。
  今後の審査の中で詳細に説明を行ってまいります。

用語解説
※反応度:核分裂反応を促進または抑制する要素
提出資料
原子力規制委員会ホームページからご覧いただけます。

平成27年3月3日(火) 新規制基準適合性に係る審査(第34回目)(第202回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 原子炉格納容器の限界温度・圧力に関する評価結果】
  原子炉格納容器の限界温度・圧力とは,重大事故が発生した場合における格納容器の「放射性物質を閉じ込める」機能を確保できる温度・圧力のことです。
  当社は,既往の研究や福島第一事故の知見を踏まえて設定した格納容器の限界温度・圧力に対して,格納容器構造物が十分な強度を有しており,格納容器の閉じ込め機能が確保できることを説明しました。
  原子力規制委員会から,評価の前提条件や妥当性について,より詳細に説明するようコメントがありました。
  今後,審査の中で説明してまいります。

提出資料
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。

平成27年1月27日(火) 新規制基準適合性に係る審査(第28回目)(第187回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その6)】
  今回の審査会合では,炉心損傷に至った場合の事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,原子炉格納容器内で水素が大量に発生した場合でも,水素爆発により格納容器が破損することを防ぐ対策が有効に機能することについて説明しました。
  原子力規制委員会から,この評価の前提条件の考え方等についてより詳細に説明するようコメントがありました。今後の審査の中で詳細に説明を行ってまいります。

提出資料
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。

平成27年1月15日(木) 新規制基準適合性に係る審査(第26回目)(第182回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その5)】
  今回の審査会合では,炉心損傷や格納容器破損に至る可能性のある事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,
  (1)既存の原子炉の冷却機能が喪失し,さらに注水機能が喪失した場合
(冷却材喪失時注水機能喪失)
  (2)原子炉の冷却材が原子炉格納容器外へ漏えいした場合
(格納容器バイパス)
  (3)炉心が損傷し,溶融物が格納容器へ放出された場合
(高圧溶融物放出/格納容器雰囲気直接加熱)
  (4)炉心が損傷し,溶融物が圧力容器外の冷却水と接触した場合
(圧力容器外の溶融炉心-冷却材相互作用)
  (5)炉心が損傷し,溶融物が格納容器と直接接触した場合
(格納容器直接接触)
  (6)炉心が損傷し,溶融物が格納容器のコンクリートと接触した場合
(溶融炉心-コンクリート相互作用)
の6つのシナリオについて説明しました。
  これらのシナリオについて,事故の進展や放射性物質の拡散を防ぐための重大事故等対策が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,事故時の対応手順や評価の妥当性について,詳細に説明するようコメントがありました。
  今後の審査の中で詳細に説明を行ってまいります。



<沸騰水型(BWR)原子炉施設の構造>

用語解説 イメージ

提出資料
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平成26年12月9日(火) 新規制基準適合性に係る審査(第25回目)(第171回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その4)】
  今回の審査会合では,炉心損傷に至った場合の事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,原子炉格納容器内の圧力や温度が上昇した場合でも,フィルタ付ベント設備や代替注水機能などの重大事故等対策が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,対策の妥当性について,より詳細に説明するようコメントがあったことから,今後の審査の中で改めて説明を行ってまいります。

提出資料
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。

平成26年11月20日(木) 新規制基準適合性に係る審査(22回目)(第163回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その3)】
 今回の審査会合では,炉心損傷に至る可能性のある事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,
  (1)崩壊熱※1 除去機能喪失
  (2)原子炉停止機能喪失(制御棒の挿入失敗)
の2つのシナリオについて説明しました。
  「崩壊熱除去機能喪失」では,原子炉を冷やし続けるための代替電源や代替注水機能などの重大事故等対策が有効に機能すること,「原子炉停止機能喪失」では,万が一制御棒が挿入されず,原子炉を停止できない状態となった場合でも,核分裂反応を止めるためのほう酸水※2 注入設備が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,対策の操作手順や評価の前提条件の考え方等について,詳細に説明するようコメントがありました。
  今後の審査の中で詳細に説明を行ってまいります。

用語解説

※1 崩壊熱 :核分裂した後にできた核分裂生成物は,不安定な原子のため,放射線と熱を出しながら,より安定した原子に変化する。この現象を「放射性崩壊」といい,この放射性崩壊に伴って発生する熱を「崩壊熱」という。

※2 ほう酸水 :原子炉へ注入することで,制御棒の代わりに中性子を吸収し,核分裂反応を止めることができる。

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平成26年11月13日(木) 新規制基準適合性に係る審査(21回目)(第159回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 可搬型重大事故等対処設備保管場所及びアクセスルートについて】
  新規制基準では,重大事故の進展を防止するために配備した高圧発電機車や送水車といった可搬型(移動式)の重大事故等対処設備の機能が,同時に損なわれないことを求めています。
  今回の審査会合では,可搬型重大事故対処設備は,複数配備されており,かつ,これらを分散配備した上で実効性のあるアクセスルートを複数確保していることから,地震や津波などの自然現象が発生した場合でも,設備が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,重大事故発生時の対応の全体像が把握できるよう,自主対策を含め,説明するようコメントがありました。
  今後,審査の中で説明を行ってまいります。

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平成26年10月16日(木) 新規制基準適合性に係る審査(17回目)(第148回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その2)】
  今回の審査会合では,炉心損傷に至る可能性のある事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,
  (1)全ての交流電源が喪失した場合
  (2)高圧の注水機能と原子炉の減圧機能が喪失した場合
の2つのシナリオについて,代替電源や代替注水機能などの重大事故等対策が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,事故が進展していく状況の中で,どのような判断基準をもって対応していくのか,その考え方等について,詳細に説明するようコメントがありました。
  今後の審査の中で詳細に説明を行ってまいります。

提出資料
原子力規制委員会のホームページからご覧いただけます。

平成26年10月14日(火) 新規制基準適合性に係る審査(16回目)(第147回審査会合)

【島根原子力発電所2号機 重大事故等対策の有効性評価(その1)】
  今回の審査会合では,炉心損傷に至る可能性のある事故進展シナリオ(事故シーケンス)のうち,原子炉を冷却するための高圧・低圧注水機能が喪失した場合について,代替注水機能や代替電源などの重大事故等対策が有効に機能することを説明しました。
  原子力規制委員会から,事故発生後の対応手順等について,より詳細に説明するようコメントがありました。
  今後,有効性評価に関する審査の中で詳細に説明を行ってまいります。

提出資料
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