大和ミュージアムでは明治時代から始まる呉の造船技術の発達について、模型やCG映像を使って展示していますが、これを見ると、戦艦大和の建造でつちかわれた技術の多くが、現代の新幹線や大型タンカーの建造に応用されていることがよくわかります。屋外には水中翼船や潜水調査船なども展示されていますが、やはり圧巻なのは、ホールに設置された全長26メートルにもおよぶ大和の模型でしょう。
「若い人にも本物を食べてもらいたい」片岡鉄男さんはそう考えて、50年前に進駐軍のレストランで作っていたハンバーガーを「佐世保バーガー」としてメニューに復活させました。当時とまったく同じレシピを使って再現した「佐世保バーガー」は、両手でしっかり持っていないと落としてしまいそうなくらいのボリューム。ただ、特別注文のパンを使うので、1日10食の限定メニューとなっています。
大正10年開店の「田舎洋食 いせ屋」は創業84年の歴史を持ち、呉でもっとも古い洋食屋さんといわれています。たくさんあるメニューの中でも特に、平皿に盛ったご飯に牛肉のカツを乗せ、特製のデミグラスソースをかけて出す「カツ丼」はこの店独自のもの。考案したのは先代の店主、加納光治郎さんだそうですが、現在は3代目店主、充訓さんが味を受け継ぎ、店を切り盛りしています。
村林順光さんが20年以上も前から飼っている、ワニの「カイマンくん」。体長190センチ、体重40キロの堂々とした体格に鋭い目をして迫力たっぷりですが、実はこれまでに多数のテレビドラマやイベントにも出演しているという芸達者。呉では知らない人はいないくらいの人気もん!なのです。
全国でも有名な呉の屋台。2002年には公募による審査で新しく8軒が選ばれ、蔵本通りに並ぶ屋台の数も全部で15軒となりました。若い世代が参加してきたことで、メニューにも工夫が広がり、イタリアン、アジア料理、燻製といったこれまでには見られなかった料理も登場、従来の屋台のイメージとは違う、呉の街の新しい魅力となっています。
『迫力の佐世保バーガー』片岡さんご夫妻
『呉で一番古い洋食屋さん』加納充訓さん
『カイマンくん』村林順光さん
『山の中のワンダーランド』原田詳源さん
『赤ちょうちん通り』呉屋台のみなさん