噛めば噛むほど味の出る「干しタコ」。創業50年の「魚勝商店」では必ず、天日干しで作っています。乾燥機を使うと身が固くなり過ぎるとか。作り方はシンプルで、しめた新鮮なマダコからスミと内蔵を抜き、塩揉みで全体のぬめりを取ったあと、頭に竹ひごを入れて上部の形を整えます。包丁で足の間に切れ目を入れ、竹串に広げて通したら完成。これを天日で干すと、3日~5日でおいしい「干しタコ」になります。
これまで数々の名産品を考案してきた柏原伸一さん。中でも因島が発祥のハッサクを使った「はっさく大福」は、亡くなった奥さんと一緒に5年以上の月日をかけて開発したもの。そのあんことハッサクのバランスは絶妙です。昨年4月に、後継者の柏原伸亮さんを代表に「はっさく屋」がオープン。伸一さんも頼もしい後継者を得たことで新しい商品の開発に余念がありません。
仙台市内に本拠地を置く「みちのくプロレス」で、3年前までリングアナとして活躍していた篠塚誠一郎さん。地元に戻っても、「みちのくプロレス」のように地域に密着した活動をしようと、ハッサクの皮を使った工芸品の制作に取り組んでいます。篠塚さんの作品は、酒杯やワイングラス、灰皿、茶道具と種類も多彩。昨年の7月には工房兼店舗の「柑橘工芸専門店」をオープンさせました。作品を通して因島のハッサクをもっと多くの人にアピールしていきたいそうです。
昨年の11月から販売の始まった人気料理「おこわ水軍」。フライにした小ぶりの太刀魚をタレに2度漬けし、クチナシの実といっしょに蒸したおこわの上にのせた料理で、美容院を経営する村上勝世さんが、「島起こしになるような新しい郷土料理を」という因島商工会議所の提案に応えて、美容院の2階で作っています。また、村上さんは地域への恩返しになればと、独り暮らしのお年寄りのために毎日弁当を作っています。
豊田郡瀬戸田町瀬戸田216TEL : 0845-27-22211泊2食:12600円~(2名以上)※旅館つつ井「レモンの香りたっぷりのお風呂。とっても気持ち良いですよ★」
『冬の風物詩「干しタコ」』魚勝商店の皆さん
『アイデア一杯!はっさく屋』はっさく屋の皆さん
『柑橘工芸専門店』篠塚誠一郎さん
『人気料理「おこわ水軍」』村上さんご夫妻
R2 ~ 西瀬戸尾道 IC ~新尾道大橋 ~向島 IC ~因島大橋
『魚勝』尾道市因島土生町53TEL : 0845-22-0358営業時間:9:00~17:00定休日 : 日曜
『柑橘工芸専門店』尾道市因島田熊町5437-17TEL : 0845-22-5535営業時間:10:00~17:00定休日 : 不定休