岩本章さんが営む「岩本観光リンゴ園」の敷地内には、1000本のリンゴの木が植えられ、30種類のリンゴが大切に育てられています。その中でも普通のリンゴの約3倍の大きさに育つ「世界一」は岩本さん自慢のリンゴ。東城町では「岩本観光リンゴ園」でしか栽培していません。甘味も豊富で、きれいな赤色をしています。「リンゴの天ぷら」はその岩本さんがおいしいという、リンゴ農家ならではの食べ方。天ぷら粉に牛乳を混ぜるところがポイントで、外側のふわっとした食感と、内側のシャキシャキ感が絶妙だそうです。
120年前に15代目当主茂四郎から始まった「後藤商店」のお酢作り。地元で長く親しまれきた伝統の味ですが、大手醸酢メーカーによる大量生産が始まってからは赤字経営が続くようになりました。そんな中、先代(17代当主)の始めた建材業が成功し、現在18代当主の朋士(ともし)さんは建材業の跡を継いでいます。代わりにお酢作りに立ち上がったのは朋士さんの奥さん、由紀子さん。5年前のベテラン職人の引退をきっかけに職人の道へ。まったくの素人からのスタートでしたが、今ではオリジナル酢を開発するほどの腕前になりました。お酢を使った料理の研究にも熱心な由紀子さん。将来はお酢を使った料理学校を開くことが目標だそうです。
東城町の新しい郷土料理を次々と開発し、「ひば郷土料理研究家」として活躍している小林富子さん。東城町に嫁いできた45年前に初めてこの地方の名物料理「ワニ(サメ)」と出会い、それから郷土料理に興味を持ち始めたそうです。すり潰したワニとご飯を混ぜ、それを油で揚げる「わーにんぼ」は小林さんの作った代表的なワニ料理。地元に育つものはすべて地元の宝と考える小林さん。郷土料理としてきちんと育て上げることが地域の活性化に結びつくと、新しい料理の開発に余念がありません。
庄原市東城町345-1TEL :08477-2-0016「三楽荘の名物「雪消し鍋」はこれからの季節、オススメですよー★」
『名物リンゴは世界一』岩本観光リンゴ園の皆さん
『家業を継いだお嫁さん』後藤商店の皆さん
『夫婦のあったかキッチン』藤井さんご夫妻
『ひばん婆お富さん』小林さんご夫妻とお友達