| トンネルに貯蔵された原酒全長387メートルの鉄道試掘トンネルをお酒の貯蔵場に利用している酒造メーカーの「中国醸造」。トンネル内には500リットルの原酒が入った樽が約400個貯蔵されています。当初はトンネルの奥から吹き出す伏流水をお酒作りに使う目的で調査が始まりましたが、フッ素が少し強いため飲み水には向かなかったとか。しかし、年間を通して気温が14度で湿度が80%以上という環境は、お酒を長期熟成するにはもってこい。原酒は短いもので3年。長いものでは12年以上寝かせてから焼酎に商品化されます。中国醸造の横山博志さんはこの道37年のベテラン。原酒を口に含むだけで何年物か言い当ててしまうほどの名人でもあり、月に2回トンネルを訪れては熟成の様子を確認しています。 |
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| 三姉妹の店地元で採れる珍しいものを売っていきたいと、平成10年に夫の姉妹の田村孝子さん、込山良子さんといっしょに自分たちのお店「珍珍街道」をオープンした斉藤寿子さん。地元の農家から仕入れた旬の野菜や団子などを販売していますが、お店の名物はなんといっても3種類のおむすびがセットになった「珍珍むすび」。「梅干しを入れて海苔をまいて作ったおむすび」、「三人が春に採って来て炊いたフキを刻んでご飯に混ぜて作ったおむすび」、「この辺の山で昔から採れる香茸(こうたけ)という貴重なきのこを塩漬けしたものを刻んで混ぜて作ったおむすび」が入っています。 |
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| 200年の歴史を持つ伝統の技角材に切り分けた桜や朴の木を用途に合わせた工具で削り、お玉や器などの製品に加工していく「戸河内刳物(とごうちくりもの)」。200年の歴史を持ち、広島県指定伝統的工芸品にも認定された技術ですが、今では「横畠工芸」の横畠文夫さん、みづほさんご夫妻。みづほさんの弟の沖野秀則さん。長女の婿となった横畠裕希さんの4人しか伝統を受け継ぐ人は残っていません。そのため伝統の技術を残していくには努力が必要と、全国で開催される物産展には4人で手分けして出演。伝統の技を披露するだけでなく、物産展に来てくれるお客様からはできるだけ要望を聞くようにして、その声に応えられる製品に仕上げようと常に工夫を重ねています。 |
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戸河内インター前のラーメン屋さん戸河内インターの前にオープンして8年目を迎えた「大黒ラーメン」。店を切り盛りする兒高尚志(こだかたかし)さんは開店当時、奥さんと一緒に地元で定食屋を経営していましたが、義父の兒高文夫さんからいっしょに何か始めないかと声をかけられ、定食屋と掛け持ちでラーメン屋を始めることにしたとか。しかし、それまでにラーメンを作った経験はなく、とりあえず定食屋にこもってラーメンを研究。わずか3日で現在作っているラーメンのレシピを完成させたそうです。それでも、その気にならないと何もしない性格だという尚志さん。ラーメンだけでなく、たこ焼きも独自のレシピを考案しましたが、メニューにつけた名前はなぜか「幻のたこ焼き」。滅多に作らないからというのがその理由だそうです。
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| 大田川から広がる人の輪倉敷、沖縄で陶芸の修行を重ねたあと地元に戻って「風炎窯」を開き、奥さんの邦子さんと2人で陶芸の活動を始めた林俊一さん。太田川の自然を見ていると創作意欲がどんどん刺激されるそうで、最近では太田川に生息する「オヤニラミ」という魚の絵を焼き入れた作品を多く作るようになったそうです。また、5年前から開かれるようになった「太田川クラフトフェスタ」というイベントの代表としても活動しており、イベントのイメージキャラクターには林さんが描いた「オヤニラミ」のイラスト。地域の人たちの交流が促進され、太田川周辺に住む作家たちの作品が販売されるチャンスになればいいと、林さんはパワー全開で頑張っています。 |
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