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ロンドンマラソンレポート
2006年5月 2日

ロンドンマラソンスタート地点今年のロンドンマラソンは,「レース・オブ・センチュリー(世紀のレース)」といわれるほど,有力ランナーが集まりました。

皇帝ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア),アテネ五輪金メダリストステファノ・バルディ二(イタリア),世界選手権2連覇ジャウアド・ガリブ(モロッコ),元世界記録保持者ハリド・ハヌーシ(米国)ら2度と見ることができないであろうという顔ぶれでした。残念だったのは,世界記録保持者ポール・テルガト(ケニア)が故障のため,直前に欠場を発表したことでした。 (坂口泰)

4月23日レース当日は,時折雨が降りつける肌寒いコンディションでした。10人前後の先頭集団は世界記録更新を狙い,ハーフを62分33秒で通過しました。尾方,油谷両選手は,後方を走るバルディニについていく予定でしたが,既に大きく遅れていました。30キロも世界記録ペース。まだ余裕がありそうなランナーが大半でした。ところが,32キロ過ぎにペースメーカーがいなくなると,急速にペースダウン。37キロ付近で,昨年の優勝者,マーチン・レル(ケニア),マラソン4戦3勝の,フェリックス・リモ(ケニア)らがペースアップすると,ゲブレシラシエが後退,レル,リモの争いになり,ゴール前のスプリント勝負をリモが2時間6分39秒の2秒差で制しました。まだ25歳のリモは,これでマラソン5戦4勝(1戦目が2位),安定感と勝負強さでは世界一でしょう。ハヌーシは4位,バルディニは後方から追い上げ5位でした。ゲブレシラシエは,2時間9分5秒の9位で歩くようにゴールしました。残念ながら,油谷選手は2時間14分49秒で13位,尾方選手は2時間19分17秒で26位と大きく遅れました。

都市型高速レースでは,リモ,レルのような10,000mを27分前後で走るスピードランナーが強さを発揮します。スピードはマラソンにとって大きな武器です。しかし,その中でも圧倒的なスピードを誇るゲブレシラシエが,過去2回のレースと同じように終盤失速することや,リモらにしても,終盤もっとスピードアップできていいようなものの,できないということは,42.195キロという距離は,走り切ること自体が大変な距離だといえるのでしょう。
アテネ五輪金メダリストステファノ・バルディ二選手(イタリア)と2003年,マラソンの世界記録が,2時間5分,4分台へと急速に上がったとき,あっという間に3分,2分台になってしまうと思ったものですが,それは容易ではないようです。

主要マラソンの優勝タイムは2時間6分前後といった時期がしばらく続くでしょう。だとすれば,まだチャンスはある。日本男子マラソンはスピードでは劣るものの,持久力養成という面においては,優れた練習方法を実践していると思います。油谷,尾方選手には厳しい結果でしたが,得難い経験を,大阪世界陸上,北京オリンピックへと続くよう活かしたいと思います。




皆さまからのコメント

ロンドンマラソンのレポート、興味深く読ませてもらいました。
尾方・油谷両選手には次回のマラソンに期待ですね。
是非がんばってもらいたいです。

僕は陸上の専門家ではないのでよく分からないんですが、レル、リモ、ルット、ロップなんかのトップレベルのケニア人はなぜ世界選手権なんかに出てこないんでしょか?
不思議ですね。
どういった裏事情があるんでしょうか?

ロンドンのような本当の意味で世界一を決めるようなレースを
是非世界選手権や五輪で見てみたいですね。
今回は良いレポート、ありがとうございました。

投稿者 taka : 2006年5月 3日 12:36


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