俣野川発電所ご案内ホールは、景観にマッチしたチロル風の建物です。地元特産品の紹介コーナーを設けています。

エントランスでは、俣野川発電所のしくみや役割などをわかりやすく紹介する映像を大画面のテレビでご覧いただけます。

お気軽にご来館ください。

俣野川発電所は、岡山県新庄村にある上池から鳥取県江府町にある下池の間の落差約500mを利用して120万kWの発電を行う揚水式発電所です。

【揚水式発電所の役割としくみ】

揚水式発電所は、電気の使用量が少ない時間帯に電気を使って、下のダムから上のダムに水をくみ上げておき、電気の使用量が多い時間帯に発電します。

俣野川発電所は再生可能エネルギーの普及促進に貢献しています

電気の発電量と使用量は同じ（同時同量）でなければなりません。電気の発電量と使用量のバランスが崩れると安全装置が発動して発電所が停止し、場合によっては予測不能な大規模停電をまねく可能性があります。

近年は、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、太陽光発電の発電量が増えています。火力発電などで電気の発電量と使用量のバランスをとっていますが、太陽光発電の発電量が急激に増えると対応が難しいこともあります。

揚水式発電所は、太陽光発電など再生可能エネルギーで多く発電したときの電気でダムの水をくみ上げることで、再生可能エネルギーを有効利用し、導入量の拡大にも貢献しています。

見学のお申し込みを受け付けます

現在、俣野川発電所は大規模な補修工事をしているため、発電所内の見学を中止しています。

俣野川発電所ご案内ホールには入館できますのでお気軽にお越しください。