かけはし 1月号
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海峡レポート2TOPICSトピックス 10周年を迎えた道の駅「上関海峡」が感謝を込めて、12月7日・8日の両日、『10周年感謝祭』を開催しました。 先着200名の来場者に紅白餅が無料配布され、フレッシュ室津のメンバーによる地元鮮魚の対面販売が両日とも行われました。さらに7日には、山口県立大学の学生とカフェレストラン瀬里家が共同開発したブラッドオレンジを使ったスイーツの販売、健康チェックやキッチンカーマルシェなどが。また8日には、恒例の寿司バイキングやふく鍋販売などもあり、町内外から大勢の人が訪れました。  高津駅長は「10周年を迎えることができ関係者一同喜んでいます。これからも鳩子の湯とのコラボ企画を開催するなどして、多くの方に親しんでもらえる道の駅を目指し、上関町を盛り上げていきたいです」と語っていました。 12月22日、上関町総合文化センターでクリスマスコンサートが開催されました。このコンサートは上関町地域おこし協力隊の梶山さんが「プロによる生の演奏を聞いて音楽を身近に感じてほしい」と企画されたものです。 演奏はヴァイオリン奏者の古館由佳子さんとピアノ奏者の松本康子さん。古館さんは「ジプシー音楽」と呼ばれるハンガリーなどの東欧で、伝統的に演奏されている民族音楽を奏でるヴァイオリン奏者で、世界でも注目されている演奏家です。 コンサートには町内外から約120人の観客が訪れ、馴染みのあるクラッシックからジブリの映画音楽、クリスマスソングなどが次々に演奏されました。後半に演奏された『チャールダーシュ』という曲では、古館さんが会場に降りてきて、観客席の周りを歩きながら演奏するなど、観客と一緒に盛り上がっていました。 演奏を終えた古館さんは「私は岩手の漁村出身なので、上関の風景を見て懐かしく感じました。演奏を聴いていただいた会場の皆さんは、純粋に楽しんでくれていて、私もとても楽しい時間を過ごすことができました」と話しました。山口県立大学の学生が考案したスイーツを販売上関町マスコット「のんのちゃん」も登場観客席に降りて演奏対面販売の様子道の駅「上関海峡」10周年感謝祭クリスマスコンサート2024

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