1月4日、上関町総合文化センターで『消防出初式』が開催されました。出初式は、江戸初期に起こった「明暦の大火」を機に結成された幕府直轄の消防組織(定火消)が、上野東照宮前で気勢を上げたのが起源とされ、現在では正月の恒例行事として全国各地で行われています。午前10時30分から行われた観閲式では、各地区から集員らの活動の成果だと思う。深く感謝申し上げたい」と式辞を述べ、消防功労者26名の方々への各種表彰に移りました。そして、藤井消防団長が「昨発生し、多数の人命や財産が失われた。しかし上関町では火災や人命が失われるような災害も発生しなかった。これは、消防団員らによる弛まぬ防火・防災活動の結果だと感じている。今後も地域消防団員としての責任と誇りを持ち、一層、町の防災・危機管理に取り組んでほしい」と訓示を述べ、来賓挨拶、祝電披露などが行われ式典を終了しました。参加した消防団員は、「出初ない。これは日々消防意識の向上に努めている消防団年は、元日の能登半島地震をはじめとする災害が多く式は、やはり気が引き締まる。今年も火災を出さず、災害による被害を出さないよう町民の皆さまの防災意識向上に努めていきたい。大きな自然災害が起こらないことを願っている」と話し、防火・防災への決意を新たにしていました。1 まった消防団員138名が、消防・救急車両を引き連れて、県道から総合文化センターに向かって、統一感あふれる行進を披露しました。続いて同センターの多目的ホールで行われた式典では、君が代斉唱、殉職消防団員への黙祷の後、西町長が「昨年は幸いにも上関町内で火災は起こっていじょうびけし2月室津港湾での恒例の放水式式典会場の様子消防団長訓示町長式辞ほのぼの通信ほのぼの通信2025 February/No.470中国電力 上関原子力発電所準備事務所消消防防出出初初式式〜消防使命の決意を新たに〜
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