2TOPICSトピックス 1月10日、山口県漁協四代支店主催による新年恒例の祭り「十日えびす」が行われました。 この十日えびすは、商売繁盛や農業の豊作、漁業の豊漁などを祈願して行われる神事で、漁業が盛んな四代地区では、豊漁と海の安全などを祈願し、えびす社と竜宮社の2社で行われます。 当日は、未明に降った雪が残る寒い日でしたが、朝9時から、ひなの里よりあい館の向かいにあるえびす社での神事に続き、四代地区の入り口にある竜宮社での神事を滞りなく終えました。また、それぞれの神事の後には、□まきが行われ、漁業者をはじめ地域の人たちは、一年の福を願い、祝いの□を拾っていました。 参加された方は、「今年も祭りができて良かった。安全に良い漁ができると期待している」と話し、新しい年のはじまりと恒例の祭りの開催を喜んでいました。 1月26日、惣津の沖の浜で上関神明祭が開催されました。上関神明祭は、400年以上の伝統を誇る上関町を代表する祭りです。 当日は、時折突風が吹く天候の中、午後1時から神事が執り行われ、無病息災を祈願しました。そして、ビンゴ大会で賑わった後、子どもたちが火の付いた弓矢で御神明へ火を放ち、御神明は勢いよく燃え上がりました。 その後、恒例の□まきのほか、当日大釜で炊いたひじきのお土産も配布され、町内外から訪れた来場者は、勇壮な火祭りを堪能していました。 来場者からは、「日本の祭りが好きで、いろいろな町を巡っている。歴史を感じる素晴らしい祭りで感動した」との声が聞かれました。 祭りを主催した、かまどがせき会の石原さんは、「歴史ある大切な祭りを受け継いでいくために、祭りの準備にご協力いただける方が増えてほしい」と語りました。□まき(えびす社前)御神明に火を放つ子どもたちえびす社での神事竜宮社での神事神事四代地区 十日えびす上関神明祭
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