かけはし5月号
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御汗観音 春の大祭上盛山の中腹、自然石で築かれた石垣の上に建つ「御汗観世音奥之院」で、4月17日に春の大祭が開催され、町内外からの参拝者や上関相互保育園の園児が遠足で訪れ、境内は大勢の人で賑わいました。御汗観音の縁日法要は2月と8月を除いて毎月17日に行われており、その中でも御汗ぞれが無病息災、家内安全を祈願しました。法要終了後は、参拝者らが持ち寄った紅白□や松かさ飾り、お菓子などのお接待が配られました。町内からの参拝者は「ここができてから60年近く、毎年お参りに来ている。車で連れて上がってもらい、ゆっくり話をしながら歩いて帰る。これからも元気でお参りを続けていきたい」と話していました。また町外からの参拝者からは「毎月お参りに来て、住職さんとお話しすると元気をもらえる」とか「昨年不審者が家に入ってきて金品を要求されたが、何も盗られず怪我もなかったのは御汗観音様の御利益だと思っている」という驚きのエピソードも聞かれました。御観音様へのあつい信仰心により、この地にお堂や石垣、道路が建設されるなど、多くの方々が思いを寄せてきた場所です。不安定な国際情勢、そして混沌とした世の中だからこそ、御利益を得るために御観音様に参拝して、心の平穏を感じていただければと思います」と語っていました。玉木住職は、「地域の方々の1     観音が御出現された4月は春の大祭として盛大に行われます。午前11時から始まった法要では、厳かな雰囲気の中、住職による読経、御汗観音の由来の読み上げ、物故者の追悼法要などが行われた後、参拝者らが一緒に縁起などを唱えるご詠歌をお唱えして、それ5月ほのぼの通信ほのぼの通信2025 May/No.473中国電力 上関原子力発電所準備事務所

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