かけはし6月号
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 5月10日、「みんなのお店物産センター」(旧特産物センター)で、「社協の朝市」が開催されました。コロナ禍の影響で中断していた朝市でしたが、地域の方からの要望により昨年12月に試験的に開催。好評だったことから、上関町社会福祉協議会(以下社協)の主催で年2回定期的に開催することとなりました。 当日は、午前9時過ぎから販売開始。店内ではお弁当や社協によるたい焼きが、駐車場に設置されたテントでは地域の方が出品した野菜や夏みかんなどが、それぞれ販売されました。 またこの日は、コープやまぐちの移動販売車「おひさま号」が臨時で店舗を開き、日常品の販売とともに、地域の方に便利な宅配や定期配達のサービスも積極的に利用していただくための試食などを行っていました。 来場者からは、「朝市をまたやってほしいとお願いしたのが実現してうれしい。日頃はなかなか会えない人とも会って話ができるから楽しい」との声が聞かれ、にぎやかなひとときを楽しんでいました。社協の朝市トピックスTOPICS上関町地域おこし協力隊「ニックネームはデニーロ」 今年の4月、上関町地域おこし協力隊に着任した石田広海さん。「学生時代のあだ名“デニーロ”と呼んでほしい」と笑い「上関町はとにかく良いところ。本当に海がきれい。食べ物も美味しいし、地域の方も皆さん良い方ばかり」と話します。 上関町役場 総務課で、情報管理に関わる活動を行う石田さんは、TV番組・CM制作、医療系コンサルタント、通信会社の営業など、多彩な経歴の持ち主。その後、DX(デジタルトランスフォーメーション)※を学び、公共的なDXを行いたいとの思いから、DXを進めるための協力隊を募集していた上関町に応募されました。 DXを広めるためには、スマホは欠かせません。そのため、町民の方がスマホを使えるようになるための相談会を週2〜3回、上関町役場の1階ロビーで実施しています。「思うように文字入力ができなかった方が、息子さんとラインがつながり、元気になって帰られた。予約は不要です。お気軽にお越しください。また、これまでの経験や知見を活かし、上関町に貢献していきたい」と話していました。近所の人が三々五々集まってにぎわっていた会場人気のたい焼き昼までに約300個を販売※デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革すること町内で「スマホの人」と声をかけられることも2

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