~海に帰っても元気に育ってね~7月9日、かみのせき學苑上関小学校で「マダイとクルマエビの卒業式」が行われました。児童たちが約1カ月にわたって大事に育て、無事、上関町の浜辺から海へ放流する日(卒業式)を迎えることができました。上関小学校で行われた卒業式は、「卒業生」であるマダイとクルマエビの身体測定から始まります。され、卒業生は大きな海に向かって元気に旅立って行きました。「元気でね〜」と声をかけながら、名残惜しそうに見送る児童たち。「海に放す時は少し寂しかったけど、元気に泳いで行ってくれて嬉しかった。他の魚に負けないよう立派に育ってほしい」とエールを送り、卒業生たちの無事を願いました。放流後、栽培漁業協会の谷村事務局長が卒業生の答辞を代読し、行事はすべて終了しました。この卒業式は、上関小学校が進める「ふるさとを愛する心を育む学び」と、栽培漁業協会の「豊かな海づくり・地元特産上関車海老の普及啓発活動」の一環として実施されており、今年で5年目となります。森分校長先生は、「海の幸に恵まれたふるさと上関の良さや、命の大切さを感じ取ってほしい。栽培漁業協会のご協たが、4年生、3年生の愛情をいっぱい受け、卒業時には3〜4倍の大きさに成長していました。次に、光・熊毛地区栽培漁業協会(以下、栽培漁業協会)の職員が卒業生の代わりに卒業証書を受け取り、森分校長入学時、マダイは体長2・5cm、クルマエビは1・2cm程度でし先生の式辞の後、放流する浜辺へ移動します。児童代表が卒に別れの時。クルマエビは戸津の浜辺、マダイは中ノ浦の浜辺において、栽培漁業協会で育てた各1000尾と合わせて放流力に感謝するとともに、今後も続けていきたいと思います」とコメント。谷村事務局長も「このような活動を通じて、豊かな海のそばに暮らす幸せを感じてほしいです」と話していました。1 8月マダイとクルマエビの卒業式ほのぼの通信ほのぼの通信身体測定の様子葉業生をに贈門り出、つのい言式辞を述べる森分校長先生2025 August/No.476中国電力 上関原子力発電所準備事務所卒業証書授与(中ノ浦の浜辺)元気よく飛び出していくマダイ(戸津の浜辺)波打ち際でそっとクルマエビを放す児童たち
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