かけはし8月号
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QQ4A 使用済燃料は頑丈なキャスクに入れ、設備・構造面においてさまざまな安全を守る工夫がなされた専用の船で輸送します。A&この広報紙は、植物油インキで印刷しています。船体断面図放射線の遮へいキャスクの確実な固定非常時に水を張る装置耐衝突構造二重船殻構造設置・万一の衝突や座礁で船内に水が浸入しても沈みにくい構造とするため、船底や船の側面を二重構造にするとともに、損傷時の復原性(転覆しないよう持ちこたえる力)を向上・衝突や座礁をさけるため、自動衝突予防援助装置などを備えるとともに、万一の電力喪失時に備えて予備の発電装置を設置・船内の広範囲に消火設備を・非常時に、キャスクを収納する場所へ水を張り、消火することができる装置を設置・キャスクを収納する場所をコンクリート等で囲み、放射線を十分に遮へい 安全な航行沈没しにくい構造万一の火災への備え使用済燃料運搬船【476号】令和7年8月発行 発行所・〒742ー1403 山口県熊毛郡上関町大字室津288ー13コンクリート遮へい材ポリエチレン遮へい材・船体が大きな外力を受けても、キャスクが移動・転倒しないよう強固な固縛装置を設置中国電力(株) 上関原子力発電所準備事務所  ☎(0820)62ー1111 当事務所では、2023年8月以降、さまざまな機会を通じて中間貯蔵施設についてご説明させていただいておりますが、これまで多くいただいたご質問などを、     方式でわかりやすくご紹介します。 日本では、40年以上前から使用済燃料を国内外へ海上輸送しており、豊富な実績があります。島根原子力発電所でもこれまでに36回海上輸送を行っており、安全に搬出・輸送しています。使用済燃料は、海上輸送されると聞きましたが、安全に輸送されますか?ここが気になる!中間貯蔵施設ここが気になる!中間貯蔵施設

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