かけはし10月号
2/4

 認知症を理解し、本人や家族が安心して暮らせる地域づくりに役立てようと「認知症を知ろう祭」が9月7日に上関町総合文化センターで初めて開催されました。できるだけ多くの人に参加してもらうため、さまざまな工夫を凝らしてイベントが行われました。 当日は、参加者がお茶を飲みながら認知症について考える「出張オレンジカフェ」がオープン。認知症サポーターのマスコットキャラクター「ロバ隊長」のストラップづくりや、健康チェック・脳体力測定さらには認知症をテーマにした映画「長いお別れ」も上映され、約50名の方々が鑑賞しました。 参加者からは、「認知症が具体的にどんなものか、どうしてなるのか知りたくて参加した」「映画を観て認知症のことを再認識できた」との声が聞かれました。   イベント終了後、主催をした地域包括支援センターの冨田さんは、「まずは認知症について知ってほしいという目的で開催しました。地域全体でサポートできる体制づくりも行いたいです」と話していました。同センターでは、「ロバ隊長」のマスコットづくりのボランティアを募集しています。この機会に認知症について考えてみてはいかがでしょう。「認知症を知ろう祭」初開催!出張オレンジカフェ脳体力測定上映の様子認知症サポーター「ロバ隊長」 今年も町内各地区で敬老会が行われる中、白井田地区では、9月15日、白井田文化福祉センターで25名の方が出席して開催されました。 式典では、最初に松永区長が「皆さま方の長年にわたる社会や白井田地区への貢献によって、私たちは豊かで健康的な生活を享受できています。本日は敬老会で良い一日をゆっくり楽しんでください」と挨拶。続いて、町長や上関町社会福祉協議会会長の祝辞が代読された後、地区の最高齢者、米寿(88歳)や傘寿(80歳)への表彰として、それぞれ感謝状と記念品が贈られました。 式典後は、参加者全員で食事をしながら、カラオケ大会や恒例の盆踊りで盛り上がるなど、賑やかな宴となりました。 参加した方々は、「このような場でたくさんの人と話ができるのは楽しい」「好きなことをするのが元気の秘訣。来年も出席できるように健康に気をつけて楽しく暮らしたい」と笑顔で話していました。白井田地区敬老会表彰の様子恒例の盆踊り 太鼓も口説きも参加者で乾杯!トピックスTOPICS2

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る