島根原子力発電所
検査土木担当
検査土木担当
宇多
想定される津波よりも高い
海抜15mの「防波壁」で守ります
自然災害などに備えた安全対策で、土木関係の設備を担当しています。発電所の海側を1.5kmにわたりぐるりと囲んで津波を防ぐ、「防波壁」の建設にも携わりました。想定される津波よりも高い海抜15mの壁は、一般的なビルの5階ほどの高さがあり、壁の中の鉄筋は、太さも重さも最大規格のものを使用しています。津波の浸入を防ぐ、高くて強固な「防波壁」。この重要な壁の性能を万全に保つことも、私たちの大切な仕事です。

現状に満足することなく
安全と向き合いつづけています
「防波壁」の建設は、その工事の規模もさることながら、資材の選定や、状況に応じた建設工法の使い分けなどさまざまな苦労がありました。完成したときは、ほっとすると同時に、自らの仕事が安全の一翼を担っていることを改めて実感し、気持ちがさらに引き締まったことを覚えています。現状に満足することなく、安全と向き合う。それは、ここで働く全員の使命であり責任です。一つ一つの行動が発電所の安全につながっていることを意識して、日々の業務に取り組んでいます。

地域に暮らす一員として
果たすべき役割に力を尽くします
海があり、山もある。島根原子力発電所のある地域は、豊かな自然に恵まれています。私も、中国電力の社員であると同時に、松江で暮らす市民の一人として、この地を愛しています。郷土料理を肴に味わう地酒は、最高に旨いですね。今は家呑みですが、このささやかな楽しみも、仕事を頑張る活力の一つになっているかもしれません。地域の方々の温かさに感謝しながら、これからも自分の役割を全力で果たしていきます。
