島根原子力発電所2号機における「定期安全レビュー(第2回)報告書」の取りまとめについて

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中国電力株式会社

島根原子力発電所2号機における「定期安全レビュー(第2回)報告書」の取りまとめについて

 当社は,島根原子力発電所2号機(沸騰水型,定格出力82万キロワット)の定期安全レビュー(第2回)を実施し,報告書の取りまとめを行いました。

 定期安全レビュー(PSR:Periodic Safety Review)は,発電所の安全性・信頼性のより一層の向上を目的に,発電所の安全性等を総合的に評価するもので,「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」に基づき,自主保安活動の一環として,約10年ごとに実施しているものです。

 2回目となる今回は,前回の評価以降に実施してきた活動の成果を,「保安活動の実施状況の評価」,「保安活動への最新の技術的知見の反映状況の評価」および「確率論的安全評価※」により,総合的に評価しました。

 評価の結果,保安活動が継続的に改善され,安全性・信頼性の維持・向上が適切に図られていることを確認しました。(別紙:報告書要旨参照[PDF:171KB]

 当社は,今回の評価結果を踏まえ,島根原子力発電所の更なる安全性・信頼性の向上に取り組んでまいります。

※確率論的安全評価:原子力発電所で発生する可能性のある異常事象を想定し,事象がどのように進展していくかを安全装置の故障確率などから計算することで,炉心や放射性物質を閉じ込める原子炉格納容器の損傷頻度等を評価すること。

以上