島根原子力発電所管理事務所における火災に係る対応状況について

お知らせ

中国電力株式会社

島根原子力発電所管理事務所における火災に係る対応状況について

 本年5月18日に島根原子力発電所構内の管理事務所2号館2階情報室内(放射線管理区域外)で発生した投光器用バッテリーの火災(5月18日お知らせ済み)に係る対応状況についてお知らせします。

 このたびの火災発生に伴い,地域の皆さまをはじめ,多くの皆さまにご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。

 当社は,引き続き原因調査を行い,必要な再発防止対策を実施してまいります。

1.火災発生を受けた安全措置
    • 当社が発電所で保有する発煙したバッテリーと同型(同一型式,類似型式)のバッテリーは,発煙したものを含めて59台あり,管理する部署がそれぞれの場所で保管していたことから,万一の場合に備え,一カ所で集中保管し,併せて延焼防止に配慮した金属製のラックに収納して保管することとした。
    • 保管場所についても,人の通行があり,火災報知器が近傍に設置されている管理事務所1号館2階執務室の横に変更した。
    • 発煙したバッテリーは,リチウムイオンバッテリーであったことから,当社および構内協力会社が保有しているリチウムイオンバッテリーについて,外観の損傷有無の確認を行うとともに,劣化が見られるものは使用しないよう注意喚起を行った。

2.火災の原因調査
    • 発煙したバッテリーは,火災当日に消防署が持ち帰り,原因調査を実施中。
    • 発煙したバッテリーは,過去の定期点検において満充電が確認できなかったことがあったが,投光器を点灯させることは可能であったため,予備バッテリーとして保管していた。このたび,同様に満充電が確認できなかった事例のあるバッテリーについて,メーカーに依頼し,不具合の原因調査を実施中。

3.再発防止対策

消防署やメーカーによる原因調査結果を踏まえ,今後,必要な再発防止対策を実施していく。

以上