原子力安全に係る本社組織の見直しについて

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

原子力安全に係る本社組織の見直しについて

 当社は,本日付で本社原子力部門の安全関連業務に係る組織を見直します。

 これまで原子力部門内の各部署が担当していた原子力安全に係る業務のうち,発電所の安全評価や事故時の対応などの業務について,統括的に担務する専門的な組織(原子力安全技術)を部門内へ新たに設置することで,更なる安全性の向上に向けた取り組みを着実に進めてまいります。

 同組織では,福島第一原子力発電所での事故を踏まえ,原子力安全を一層高めるための取り組みを強化する観点から,シビアアクシデント(重大事故)時における対応能力の向上や,本社と発電所がより一層緊密に連携して対応できる体制の整備などを行うとともに,今後の安全規制の見直しにも的確かつ専門的に対応することとしています。

 当社は,引き続き,皆さまに安心していただける原子力発電所を目指し,安全最優先の運営にあたってまいります。

1.統括的に担務する原子力安全に係る主な業務
    • 原子力発電所の安全評価(プラント事故解析,確率論的安全評価)
    • シビアアクシデント時における対応要員の養成,発電所との連携体制の整備 ほか
    2.新組織(原子力安全技術)の人員数

    40名体制

    3.設置時期

    平成24年6月27日(水)

    ※原子力発電所で発生し得るあらゆる事故を対象に,その発生頻度と発生時の影響を評価することにより,施設の安全性のレベルを定量的に評価する手法

    以上