島根原子力発電所敷地周辺の活断層の連動の可能性検討に関する報告について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

島根原子力発電所敷地周辺の
活断層の連動の可能性検討に関する報告について

 当社は,原子力安全・保安院から「平成23年東北地方太平洋沖地震から得られた地震動に関する知見を踏まえた原子力発電所等の耐震安全性評価に反映すべき事項(中間取りまとめ)について(指示)」(平成24年1月27日付)を受け,島根原子力発電所の敷地周辺の主要な活断層の連動の可能性について検討を行ってまいりました。

 これは,発電所敷地周辺の活断層で,活断層間の距離が5km以上離れている断層等その連動性を否定していた活断層に関し,地形および地質構造の形成過程(テクトニクス)等を考慮して,連動の可能性について検討することを求められていたものです。

 検討の結果,島根原子力発電所敷地周辺においては,仮に連動するものとして既に評価している断層を除き,新たに連動を考慮する必要がある活断層はないとする評価結果を,本日,国に報告しました。

 当社においては,引き続き活断層の連動に関する情報収集に努めるとともに,新たな知見については,今後の評価に適切に反映してまいります。

以上