当社は，福島第一原子力発電所の事故を踏まえ，様々な安全対策に取り組んでいます。

　その一環として，平成23年7月より，島根原子力発電所の海側全域を囲む海抜15mの防波壁の設置工事を進めてまいりましたが，本日，本体工事を全て完了しましたので，お知らせします。

　本防波壁は，想定される地震や津波に耐えられるよう，直径2.2mの多重鋼管杭を岩盤に直接固定するなど，強固な構造としています。(詳細は添付資料[PDF:325KB]のとおり)

　なお，浸水対策としては，本防波壁のほか，原子炉建物等の外壁扉を水密扉に取り替えるなど，多重の対策を講じています。

　当社は，引き続き安全対策に取り組むとともに，新たな知見にも適切に対応し，安全確保に万全を期してまいります。

以上