島根原子力発電所2号機の原子炉施設保安規定変更認可申請に係る補正書の提出について

EnerGia 報道資料

中国電力株式会社

島根原子力発電所2号機の原子炉施設保安規定変更認可申請に係る
補正書の提出について

 当社は、本日、島根原子力発電所2号機の原子炉施設保安規定※1変更認可申請に係る補正書を原子力規制委員会に提出しました。

 島根原子力発電所2号機については、2013年12月25日に原子力規制委員会へ原子炉設置変更許可申請、工事計画認可申請および原子炉施設保安規定変更認可申請を行っています。(同日お知らせ済み

 今回の補正では、2021年9月15日に原子力規制委員会から受領した原子炉設置 変更許可や現在審査中の工事計画認可申請の内容を踏まえ、重大事故等発生時の体制や手順書の整備などの運用事項等を新たに反映しました。

主な補正内容

(1)重大事故・自然災害・火災・内部溢水・有毒ガス発生時等における「要員の配置」「教育・訓練の実施」「資機材の配備」といった体制や手順書の整備に係る事項について、原子炉設置変更許可や工事計画認可申請の内容を反映

(2)新規制基準の施行に伴い新たに設置することとなった重大事故等対処設備(大量送水車、高圧発電機車、格納容器フィルタベント系等)の「運転上の 制限※2」等を規定

(3)異なる組織で実施している原子力安全文化の育成と維持に係る業務を電源事業本部に一元化するとともに、それらの取り組み状況を監視・評価する機能※3を規定

 当社は、引き続き、原子力規制委員会の審査に適切に対応していくことはもとより、さらなる安全性の向上を不断に追求し、島根原子力発電所の安全確保に万全を期してまいります。

※1 原子力発電所の運転管理に係る体制や手順など、保安のために必要な運用に関する事項を規定したもの

※2 安全機能を確保するため、動作可能な機器(ポンプ等)の必要台数や原子炉の状態ごとに遵守すべき温度や圧力の制限等を定めているもの

※3 現在、監視・評価機能の要員は本社在勤としているが、より現場に即した形で業務を実施するため、発電所在勤とする

以上