「原子力安全文化の日」にあたって
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中国電力株式会社
「原子力安全文化の日」にあたって
当社では,土用ダム問題に端を発した平成19年の発電設備総点検,さらには平成22年の島根原子力発電所点検不備問題を受け,コンプライアンス最優先の経営,原子力安全文化醸成活動の推進など,再発防止対策を進めている中で昨年6月に島根原子力発電所において低レベル放射性廃棄物のモルタル充填に用いる流量計問題が発生したことは,地域の皆さまをはじめ多くの関係者の皆さまからの信頼を大きく損ねることとなり,極めて重く受け止めています。
当社は,これまで実施してきた点検不備問題の再発防止対策等を継続するとともに,低レベル放射性廃棄物のモルタル充填に用いる流量計問題を踏まえて策定した再発防止対策を確実に実施するよう,全力で取り組んでいるところです。
「原子力安全文化の日」にあたり,"地域・社会からの信頼あってこその原子力発電所"という,私どもの原点とも言うべき基本的な考え方を,社員一人ひとりがしっかりと認識し,「安全と品質の確保を最優先に,業務の確実な遂行とわかりやすい情報発信に努め,安心していただける発電所にする」ことをあらためて誓い,全社員が気持ちを一つにして,安全・安心な発電所を目指し業務に取り組んでまいります。
以上