「原子力安全推進協会」の設立について
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中国電力株式会社取締役社長 苅田 知英
本日,福島第一原子力発電所の事故を踏まえ,シビアアクシデント対策を含む原子力発電所の安全確保対策を一層強化することを目的に,原子力産業界の総力を結集した「原子力安全推進協会」が設立されました。
同協会におかれては,国内外の安全性向上に関する最新知見を収集・分析し,それらを電気事業者に提供いただくとともに,独立した立場と強い指導力を持って,電気事業者の安全性向上活動を技術的に評価し,提言や支援を行っていただくことになると考えています。
当社は,さらなる安全性向上に向けた取り組みとして,本年6月に,発電所の安全評価や事故時の対応を総括的に担務する専門の組織を社内に設置し活動しておりますが,今後は,同協会の行う評価や提言・勧告も積極的に活用することにより,世界最高水準の安全性を不断に追求し続けることを通じて,皆さまに安心していただける原子力発電所を目指してまいります。
以上
関連資料
- 「一般社団法人 原子力安全推進協会」の設立について [PDF:52.1 KB]