当社は、このたび、一連の不適切事案に対する根本原因を分析し、再発防止策の立案・推進を統括する組織として「不適切事案再発防止対応本部」を設置しましたのでお知らせします。

　当社はこれまで、全社を挙げてコンプライアンス最優先の業務運営を推進する中、公正取引委員会からの排除措置命令や中国電力ネットワーク株式会社が管理する　お客さま情報の閲覧等、不適切事案が連続して発生していることを大変重く受け止めています。昨日、公正取引委員会からの排除措置命令に関して、経済産業省資源エネルギー庁から行政指導を受け、電力・ガス取引監視等委員会から報告徴収を受領するとともに、本日は、同委員会から卸電力市場への入札等に係る業務改善勧告を受領しました。

　当社としては、同対応本部の設置を含め既に対応を進めていますが、これら一連の不適切事案に係る今後の当局からの指示・指導等に対しても、真摯に対応してまいります。

　今後は、同対応本部が中心となり、法令遵守の徹底、ガバナンス・内部統制システム改革はもとより、開かれた企業文化の醸成にいたるまで、全社横断的な再発防止策を着実に実行することで、組織としての活力を取り戻し、同様の事象を二度と発生させることのないよう、決意を新たに取り組んでまいります。

＜不適切事案再発防止対応本部の概要＞

　〇設置日

　　2023年３月28日

　〇本部長

　　代表取締役副社長執行役員　高場　敏雄（企業再生担当〔新設〕）

　〇業務内容

　　・一連の不適切事案に係る、企業文化等も踏まえた根本原因の分析、再発防止策・改善策の策定

　　・対策の実効性、有効性評価および実施状況の確認

以上