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放射線ってなあに?

放射線の種類

放射線の種類

放射線とは,放射性物質から放出される粒子や電磁波のことです。種類によってアルファ線,ベータ線,ガンマ線などに分けられます。

放射線の性質

放射線の性質

出典)(一財)日本原子力文化財団「原子力・エネルギー」図面集

放射線には物質を通り抜ける力がありますが,放射線をさえぎる物質もあります(放射線の種類によって,その物質は異なります)。また,放射線は,その量を測ることができます。一度に大量に放射線を受けないよう,量を管理することが大切です。

放射線と放射能

放射線と放射能

出典)(一財)日本原子力文化財団「原子力・エネルギー」図面集

放射線を出す能力を放射能といい,この能力をもった物質を放射性物質といいます。電灯にたとえると,電球が放射性物質,電球から出る光が放射線,光を出す能力が放射能になります。

自然放射線と人工放射線

放射線を受ける量の比較

放射線を受ける量の比較

出典)
UNSCEAR 2008 report. 資源エネルギー庁「原子力2010」
(公財)原子力安全研究協会「新版 生活環境放射線(国民線量の算定)」ほか

自然放射線

放射線は地球が誕生したときから存在しています。自然界にある放射線を「自然放射線」といい,私たちは自然界からの放射線を受けながら生活しています。その量は,1年間に1人あたり2.4ミリシーベルトです(世界平均)。

【自然放射線の量と種類】

住む場所や生活のしかたによって,自然放射線を受ける量は変わってきます。

  • ●大地からの放射線:岩石や土に含まれている放射性物質(カリウム40など)から出ます。量は地域によって違い,日本では放射性物質を含む花崗岩の多い西日本の方が多くなります。
  • ●宇宙からの放射線:場所や高度によって強さが異なります。飛行機に乗った場合は,高度が高いほど宇宙から受ける放射線の量が多くなります。
  • ●食物からの放射線:食物にはカリウム40という放射性物質が含まれています。食物を通して体内から放射線を受けます。
  • ●空気中の放射線:岩石や土に含まれる放射性物質(ラジウムなど)から生じた気体状の放射性物質(ラドンなど)が空気中にあります。

人工放射線

人間の手で作り出した放射線で,代表的なものは医療で使われるX線です。原子力発電所の運転に伴って生じる放射線も,人工放射線の1つです。その量は,発電所周辺で年間0.05ミリシーベルト以下という目標がありますが,通常は,0.001ミリシーベルト以下になっています。

放射線は量が問題

自然放射線も人工放射線も,性質は同じものです。受けた量が同じであれば,人体に与える影響も同じです。私たちが日常受けている程度の量であれば,回復能力によってもと通りになります。しかし,放射線の量が多い場合,十分に回復できず,身体に影響が現れてきます。一度に約1000ミリシーベルト以上の放射線を全身に受けると,気分が悪くなって吐き気が起こったり,最悪の場合は死亡につながります。

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